オーストラリア・ロービル小学校との交流
- 公開日
- 2008/10/09
- 更新日
- 2008/10/09
校長室
本校は、市内で唯一TSIE(常滑市内児童生徒国際交流推進協議会)に参加していなかった学校でしたが、昨年度、本校保護者ヒメナさんの熱意と努力、そしてTSIE役員の方々の支援により、小鈴谷小学校国際交流委員会が立ち上がりました。
私たち学校ができることは国際交流委員会に全面的に協力することですので、常に連携をとってきましたが、本年度はオーストラリアからの派遣を受け入れることで準備を進めてきました。
そして、先日、9月21日(日)にロービル小学校児童6名(男子2名、女子4名)とリーダー2名をセントレア空港で迎えました。翌、22日(月)には、体育館でウェルカム集会を全校で開いて、学校に迎えました。その後、約2週間、学年・学級に入って本校児童とともに学校生活を過ごしました。内容としては、校外学習(トヨタ見学や陶芸体験など)やお茶会を始め、各学年での交流や運動会の練習などにも参加しました。また、本校以外の学校を訪問する交流も行いました。
私自身は、英会話ができず意思の疎通がうまく図れなくて困る場面が多々ありましたが、子どもたちは、屈託のない楽しそうな笑顔と行動で結構気持ちが通じているのがわかりました。子どもたちのたくましさやエネルギーには本当に感心させられます。
10月4日(土)には運動会をいっしょにすることができましたが、絶好の運動会日和に恵まれ楽しい1日を過ごすことができて最高に嬉しく思いました。徒競走や綱引きなどのゲームの他、昼のアトラクションとして行われた6年生の出し物「よさこいソーラン」の踊りでは、熱心に練習した成果を本校児童とともに発表することもできました。
10月7日(火)のフェアウェル集会では、全校で最後のお楽しみ会をして別れを惜しみ、翌8日(水)には、おもにホストファミリーの方々で常滑駅にて見送りをしました。
わずか、約2週間ではありましたが、本校の子どもたちにとっても貴重な体験になったとともに、外国の人々とも文化や言葉の違いを乗り越えて通じ合えることを感じ取ったことと思います。
「子どもたちに夢を」の願いで多くの方に取り組んでいただけた国際交流事業。
小鈴谷小国際交流委員会をはじめ、ホストファミリーの方々、またご支援・ご協力をいただいたTSIEやPTA、さらには地域の方々に改めてお礼申し上げます。本当にありがとうございました。