地層のできかた
- 公開日
- 2022/10/28
- 更新日
- 2022/10/28
6 年
10月28日(金)
理科「土地のつくり」の学習で、地層のでき方に流れる水のはたらきは関係あるのだろうか、ということで実験を行いました。
学校のいろいろな場所で土や砂、粘土を採取し、一つにまぜました。といの先に混ぜた土を水で水槽に流し入れました。結果は砂のつぶつぶの層、泥の層に分かれました。4度流しましたので、砂の層、泥の層がいくつかできました。
5年生で流れる水のはたらきは「けずる」「はこぶ」「つもらせる」の3つのはたらきがあることを確認し、層のできる訳はと考えましたが、なかなか考えが出てきません。まとまりません。いろいろな子を指名し、どうしてなのかを問い続けました。「つぶつぶは下にいくから」などの考えが出ましたが、そこから先が出にくいようでしたので、みんなで少し話し合いました。「つぶの大きさが・・・」「重さもあるんじゃない?」というような話し合いの声が聞こえました。そこで、再び問い直し、少しずつ考えをつないでいきました。その結果「つぶの大きなものは重くて先に沈み、泥のようなものは細かいので沈むのに時間がかかるため層ができる。流した回数が多いとその分だけ層が多くなる」というところに考えがたどりつきました。
一人一人の考えをつないで、まとめてみんなで考えを共有することで結論ができてきました。こういう繰り返しが子どもの「考える力」を育てていくと思います。