大谷の地層
- 公開日
- 2022/11/09
- 更新日
- 2022/11/09
6 年
11月8日(火)
大谷港の向こうにある崖の見学に行きました。崖にはしましまの模様があります。地層の見学にぴったりのところです。小鈴谷校区にはここだけしかないと思います。
3時間目にみんなで歩いて大谷港の堤防を歩いていきました。すると、そこに3人の方がいらっしゃいました。崖の近くからわざわざこちらに来てくださいました。話をしたところ、岩石の先生でした。先生方がそれぞれ説明してくださいました。
1 この地層は40万年前の地層であること。
2 名前は常滑大谷地層群ということ。
3 北アルプスの火山の灰が水の流れで堆積したこと。少しは灰も降って積もったこと。
4 化石が出てくること。植物は出てきたが、今日は虫をさがしていること。
などの説明をしてくださいました。その他に
5 師崎地層群は150万年前の深海にできた地層であること。
6 そこからは深海の貴重な化石が出てくること。外国にも有名なこと。
7 40万年前のことを想像してごらん。はるか昔のことに思いを馳せてみることが大事で、学びの楽しさはそういうところにあること。
などの話もしてくださいました。
クラスの子どもたちは堤防に腰をかけ、真剣にそうなんだ、という表情で話を聞いていました。
その後、近くに落ちている大きな地層の割れた岩を岩石ハンマーで割り、男の子たちは喜んで持って帰りました。火山灰ですので、軽くて水に浸すとすぐにくずれてしまいます。地面にこすりつけて形を作っている子もいます。楽しそうにしている姿を見るとこちらも心が和みます。
今日はとても幸運な日でした。