青海中のあゆみ

　１２月３日（水）から５日（金）まで、２学期末個人懇談会が行われます。保護者の皆様、よろしくお願いいたします。限られた時間ではございますが、お子様の成長や今後の生活についてお話ができる有意義な時間になればと思います。

　各学年、教室の横の学習室には、書写作品や美術作品、３年生は家庭科の授業で作成した作品なども展示されておりますので、待ち時間や懇談会後の時間にぜひご覧ください。保健室前の廊下には、学校行事のパネルも展示してありますので、よろしければご覧ください。

　また、懇談会にお越しの際には、できる範囲で資源回収にもご協力いただければ幸いです。

　調理室の前の掲示板には、校務主任により、防災学習や避難訓練等での学びの記録が掲示されました。本校では、防災教育に力を入れています。重点努力目標の８番にも次のように示しています。

⑧「危機管理能力、防災意識の育成」

・防災教育・交通安全指導の徹底により、安心・安全に対する意識を高め、実践的な危機管理能力や防災意識を育成する。

　２年生の英語の授業では、同等比較（as～as）の表現を学習しています。練習問題でも確認をしています。既習文型の定着や、それらを用いた英文の読解に取り組んでいます。

「みんなちがって、みんないい」　　金子みすゞ　

　これは、金子みすゞさんの『わたしと小鳥と鈴と』という詩の最後に出てくる有名なフレーズです。多様性の時代、多くの人々と協調して、ウェルビーイングな社会を築いて行くには、人権意識を高くもつことが大切だと思います。自分とは異なる個性の人や、異なる背景のある人、文化や生活等が異なる人なども認めたり、リスペクトしたりしたりする姿勢は、人としていっそう大切になってきていると思います。

　また、たとえうまくいかない時があっても、自信を失わず、自分自身も大切にして、個性や持ち味を生かしていく姿勢も大切だと感じます。

　下に、金子みすゞさんの詩を紹介します。

　わたしが両手をひろげても、お空はちっとも飛べないが、

　飛べる小鳥はわたしのように、地面（じべた）を速くは走れない。

　わたしが体をゆすっても、きれいな音は出ないけど、

　あの鳴る鈴はわたしのように、たくさんな唄は知らないよ。

　鈴と、小鳥と、それからわたし、みんなちがって、みんないい　

　本日（１２月１日（月））より、１２月５日（金）まで資源回収を行っています。いつもご協力あありがとうございます。少しでも、古新聞、古雑誌、古紙、段ボール、アルミ缶がありましたら、運動場の横にあるコンテナやブルーシートの所までお願いします。古着は、１２月５日（金）のみ回収しております。

　青海中の校地内には、色付いた美しい木々がいっぱいです。身近で自然の移り変わりを満喫できます。

　１年生の家庭科の授業では、オリジナルのエプロンの製作をしています。ミシンを使って、裁縫をがんばっています。保護者の方や地域の方々がミシンボランティアとしてサポートしてくださっています。いつも本当にありがとうございます。

　１２月最初の朝会では、市内大会団体優勝のソフトテニス男女や半田市新人大会で優勝のバスケットボール女子、県大会ダブルス３位のバドミントン大会の表彰がありました。たくさんの生徒が表彰されました。素晴らしいです。

　校長講話では、12月４日からの人権週間を踏まえて人権講話がありました。金子みすずさんの「わたしと小鳥と鈴と」などの詩を例に、相手意識をもつことや違いを受入れる寛大さの大切さについて話がありました。

「何も咲かない寒い日は、

　下へ下へと根を伸ばせ。

　やがて大きな花が咲く」

元三洋電機の副社長　後藤清一氏の言葉

(シドニーオリンピック女子マラソン金メダリストの高橋尚子の座右の銘)

　この言葉は、うまくいかない時こそ、足元に目を向け、地道な努力を積み重ねる時期であると教えています。寒い冬を乗り越えた植物が春に大きな花を咲かせるように、努力が報われる時が来ると信じて踏ん張ることの大切さを伝えています。青海中学校でも、ある場所に飾られています。

　地域の方々が子どもたちのために運営される子ども食堂(スマイル食堂)が、１１月３０日(日)に青海公民館で開かれました。心温まる会食の機会をありがとうございます。今回のメニューは焼きうどんと炊き込みご飯、みそ汁でした。スタッフの方々の温かいお気持ちが伝わってきます。次回は１月のようです。

　１年生の英語の授業では、学習した現在進行形や代名詞の用法を活用して、学校の様子をレポートする活動を行いました。常滑市の英語部会の先生方も参観される研究授業として行いました。与えられた写真の人物について、その様子や特徴を中心に英文で表現して、班ごとに発表しました。堂々と大きな声で発表している子どもが多かったです。

　生活委員会によるあいさつ運動が行われました。3年生がリードしながら、あいさつの声が朝の青海中にこだましていました。常時活動としてよく頑張っています。

　３年生の数学の授業では、公立入試に向けて、公立の過去問に挑戦していました。静まりかえった教室には、シャーペンで書いた音が響きわたっていました。今回の結果を踏まえ、家庭での受験勉強につなげてほしいです。

　バレーボールの授業が行われていました。和やかな雰囲気でやっているのかなと思って体育館をのぞくと、生徒たちが真剣に動きながらピリッとした空気で練習を行っていました。一生懸命行っている姿が、とてもすがすがしく感じました。

　２年生は、はんだごてを使って、基板づくりを行っています。はんだ付けに慣れてきたこともあり、きれいに付けることができています。基板のそれぞれの箇所に、さまざまな役割があります。難しいことを学んでいると思います。

　１年生では、裁縫の授業を行われています。一人一人が自分のペースで行ってい、分からないことはミシンボランティアの方々に声をかけて聞いていました。ミシンボランティアの方々は、１年生の生徒に丁寧に教えてくださっているので、生徒たちはスムーズに進めることができました。

　理科室から出火したという想定で、全校で火災の避難訓練を行いました。どのクラスも真剣かつ迅速に避難することができ、大変よい動きでした。わずか５分で、全校生徒が運動場に避難するのを完了していました。消防署の方からもお褒めの言葉をいただきました。

　その後は、学年別に防災訓練を行いました。１年生は「煙体験」を、２年生は「消防署の方による講話や演習」を、３年生は「水消火器による消火体験」を行いました。実際に体験してみることで、防災意識を高めることができました。消防署の皆さん、ありがとうございました。

　３年生では、５限に市の防災危機管理課の方々を講師に招き、防災学習を行いました。風水害と震災を中心に、災害について詳しく説明して下さいました。災害の怖さや対応方法など分かりやすく教えてくださいました。自助と共に、共助についても考えることができました。

　１年生の英語の授業では、現在進行形を用いて、学校の様子をレポートする活動を行いました。班で協力して、紹介文を作り、全体の前で発表しました。その後は、聞き取った英文を、プリントに起こし、ライティングの活動にもつなげていました。身近な人々や出来事を紹介することに、興味をもって取り組みました。