学校日記

4/14(金) 平成29年度 離任式1

公開日
2017/04/15
更新日
2017/04/15

学校行事

 離任式校長あいさつ

 本日は、この春に、南陵中学校を去られた先生方とのお別れの会です。大変お忙しい中、永井典子前校長先生をはじめ、9名の先生方にお越しいただきました。誠にありがとうございます。
 2,3年生の皆さんは大変お世話になった先生ばかりです。1年生の皆さんは、直接は教えていただいておりませんが、お兄さんやお姉さん、先輩方がお世話になった素晴らしい先生方です。

皆さんは、「一期一会」という言葉を聞いたことがありますか?
一期一会(いちごいちえ)とは、もともとは茶道に由来する言葉です。お茶会に臨む際には、その場は二度とない、一生に一度の出会いであるということを心得て、「迎える側」も「訪れる側」も互いに誠意を尽くすという心構えを意味する言葉です。お茶会に限らず、広く「あなたとこうして出会っているこの時間は、二度と巡っては来ない、たった一度きりのものです。だから、この一瞬を大切に思い、今出来る最高のおもてなしをしましょう」という意味で用いられます。さらに「もしかしたら二度と会えないかもしれないという覚悟で人には接しなさい」と戒める言葉にもなっています。

 人生は出会いと別れの連続です。ご縁があり、ここにおみえの先生方に、この貴重なひと時を、南陵中学校でご指導くださいました。また、皆さんは先生方に支えられ、見守られて、あるいは励まされて、成長してきました。この出会いの尊さをしっかりとかみしめてください。

 お別れは大変つらいものです。先生方からたくさんの愛情を受けたことやお世話になった恩を、決して忘れてはならないと思います。ただ、その感謝の気持ちは、毎日の生活を、皆さんが時間を大切に、精一杯頑張ることで恩返ししてほしいと思います。

 これからお一人、お一人ご挨拶をいただきます。ぜひ皆さんの目と耳と心で、しっかりとお話を聴き、心に刻んでください。
 なお、森下先生については、学校を去られたあとも、野球部の外部指導者としてお世話になっております。この場を借りてお礼を申し上げます。