学校日記

9/3(月) 2学期始業式<校長式辞>

公開日
2018/09/03
更新日
2018/09/03

学校行事

 平成30年度2学期始業式 式辞

 長い夏休みが終わり、2学期の学校生活がスタートしました。平成最後の夏休みはどうでしたか?部活動の大会やコンクールでは3年生を中心に目標に向かって精一杯取り組む姿を見せてもらいました。全力で取組み、汗を流す皆さんの姿は輝いていました。また、南陵中の生徒はマナーがよく、あいさつもしっかりできますねというお褒めの言葉もいろんな方から聞き、嬉しく思いました。
 3年生からバトンを受け継いだ2年生、1年生の皆さんも新チームとして動きだしました。これから練習や活動に集中して取り組み、先輩たちを乗り越えるようなチームをつくっていってください。

 夏休み中には、1年生は「食と健康の職場見学」、2年生は「職場体験」、3年生は「体験入学」に出かけ、今まで自分が知らなかった世界も見ることができたことでしょう。職場体験に出かけたある生徒は、「仕事の大変さが分かりました。自分が思っていたよりも、ずっと大変な仕事を毎日頑張ってやってみえることが分かりました。自分も今自分にできることを頑張りたいです」と話していました。皆さんの今一番大切な仕事は、自分を高めることです。心も、体も、知能も伸び盛りです。時々、一日中自分の好きなことをして、自由な生活だったらいいなぁと言う人がいますが、成長というのは決してすべてが自由な生活の中にあるのではなく、やらなければならないことをやり、その中で自由な時間を大切に工夫する中にあります。大変だと思う生活にこそ、磨かれる自分があると思います。

 2学期は、皆さんの活躍できる機会がたくさんあります。ぜひ仲間との協働の時間を大切にしてください。南陵祭などでは、仲間と一緒に何かを創り上げる楽しさを味わってください。主役は皆さんです。特に3年生にとっては、最後の南陵祭です。最上級生として、全校を引っ張り、行動で語れる南陵中生の姿を期待しています。自分から進んで参加した行事ほど感動があり、心に残るものになるはずです。
私は南陵祭の合唱コンクールがとても楽しみです。合唱はクラスの特色やカラーがよく出ます。はじめからスムーズにいかずに苦労することもありますが、クラスみんなの力で問題を解決し、それらを乗り越えて一つになったとき、本当に感動があります。皆さんが学級や学年でどのようにまとまり、どれだけ本気で打ち込めるか、楽しみにしています。

 いつも本気で何かに挑戦する人たちは周りに感動を与えたり、勇気を与えてくれたりします。この夏の高校野球の甲子園大会では、公立高校である東北の金足農業高校が、私立の強豪校を次々と倒し、決勝まで勝ち進み、話題となりました。アジア大会2018では、たくさんの日本人選手が活躍をし、感動を与えてくれました。皆さんも、この2学期、一つ一つのことに、本気で挑戦する生活を創り出してみてください。

 2学期は休日も合わせて112日あります。長いようで、あっという間に終わってしまうかもしれません。一日一日を大切にしていきましょう。