学校日記

1/7 第3学期始業式

公開日
2021/01/07
更新日
2021/01/07

学校だより

【校長の話】
 2021年、令和3年、新しい年がスタートしました。そして、令和2年度のまとめの学期、6年生にとっては、小学校生活最後の学期、3学期が始まりました。
 新しい年のスタートにあたり、皆さんは、どんな目標を立てましたか。
 私は「健康」を今年の目標にしました。新型コロナウイルス感染症が拡大している状況において、感染防止をして、健康に生活することも理由の一つですが、何をするにしても、まずは、健康であることが大切だと、いつも考えているからです。
 早速、1月1日の昼頃に、自宅から出発して三和小学校の学区を、妻とウォーキングして回りました。矢田の信谷院、矢田八幡神社、小学校、久米の八幡宮、前山の諏訪神社、盛泉寺を経由して自宅に戻る、約8kmを、2時間くらいで歩きました。歩きながら、三和地区は、落ち着いた静かなお正月を迎えているなぁと感じました。そして、家に着いたとき、すでに脚が痛くて、体力の衰えと運動不足を感じ、「これではいかん」運動して健康に生活しようと決意しました。
 もう一つ目標にしたことがあります。それは、あきらめない強い心と、努力させていただけることへの感謝の心をもつことです。2日、3日は、箱根駅伝を見るのが、わが家の恒例になっています。今回は、駒澤大学が大逆転で総合優勝しました。9人目のランナーから10人目のアンカーに襷をつなぐとき、先頭を走る大学と2位の駒澤大学との差は3分19秒でした。最終10区は23kmです。1周200mの運動場のトラックを115周走るのと同じです。箱根駅伝のランナーは、平均して1kmを約3分で走るので、駒澤大学のアンカーが襷を受け取ったとき、先頭の大学は1km以上先、運動場で言うと、すでに5周以上先に走っているランナーを、駒澤大学のアンカーは追うことになりました。逆転は、不可能に近いくらい難しいことでしたが、ゴールまで約2kmの20.8km地点で追い抜いてゴールし、駒澤大学が大逆転で総合優勝しました。
 駒澤大学の監督は、「あきらめなければ何が起こるかわからない。あきらめない気持ちが優勝につながった。」とおっしゃっていました。また、インタビューを受けたランナーの多くから、コロナ禍で開催できるかどうかわからない状況の中で、箱根駅伝を開催していただき、箱根駅伝で走ることができたことに対する感謝の言葉が聞かれました。
 新年および3学期のスタートにおいて、まだまだ、新型コロナウイルス感染症がおさまらず、今後、何が起きるか分からないですが、最後まで、決してあきらめず目標に向かう強い心と、目標達成に向けて努力できるように支援してくださる皆様への感謝の心を、大切にしたいと決意しました。