3/24 修了式
- 公開日
- 2021/03/24
- 更新日
- 2021/03/24
学校だより
【校長式辞】
コロナウイルス感染症拡大予防対策のため、臨時休業でスタートした令和2年度が、本日で終わりを迎え、先ほど、三和小学校児童全員について、今年度の学年を修了したことと、来年度の学年への進級を認めました。
1年生、4月6日、今日から小学生、夢と期待をもって、三和小学校に入学しました。しかし、次の日から、2ヶ月間のお休みに入ってしまいました。長い小学校の歴史においても、経験をしたことのない小学校生活のスタートになりました。6月に学校生活が始まり今日まで、先生やお友達といっしょに、たくさんのことを学び成長しました。4月からは、新1年生のよいお手本になってください。
2年生、小学校での一番年下の学年から一つ学年が上がり、「よし、がんばるぞ!」といった気持ちで迎えた4月だったと思います。6月まで2ヶ月間待つことになってしまいました。少し落ち着かないスタートになってしまいましたね。1年生と下校するときは、班長や副班長として、1年生の世話をしながら、安全に下校することができました。21人と少ない仲間たちで協力して、パワーを発揮することができました。
3年生、社会、理科、外国語活動、総合的な学習の時間といった新しい教科等が始まりました。さらに、書写では毛筆の学習が始まり、音楽では、コロナでなかなかできませんでしたが、リコーダーの学習が始まりました。このように、学習が広がる中で、三和小学校のシンボルでもあり、自慢の「三和っ子ランド」について調べ、発表することができました。4月から、高学年です。学校全体での活躍に期待しています。
4年生、授業を見に行くと、先生との楽しい会話と、皆さんの明るい顔と、積極的に考えを伝える様子が見られ、印象に残っています。校長先生は、このような授業が大好きなので、いつも明るい気持ちになり、笑顔になりました。皆さんの中には、4年生になったら、課外活動で活躍したいと意欲を燃やしていた人もいたでしょう。常滑市の課外活動はなくなってしまいましたが、そのパワーを、5年生での学習や学校行事、児童会活動や委員会活動で、発揮することを期待しています。
5年生、コロナウイルス感染症拡大予防対策が必要な1年間でしたが、制限を設けたり、方法を工夫したりしながら、運動会、三和っ子フェスティバル、学習発表会、6年生の修学旅行、そして、卒業式といった行事を実施することができました。これらでの5年生の活躍や協力は素晴らしく、感謝しています。ただ、心残りは、野外教育活動(キャンプ)を実施することができなかった。コロナで仕方ないとは言え、とても残念で、申し訳なかったと思っています。4月から、最高学年です。6年生は、三和小学校の顔、つまり、児童の代表です。学校に活気があり、学習にも、学校行事やすべての学校の活動にも、子どもたちが積極的で、みんなが仲よく明るく安心した学校であるかどうかは、学校の顔である6年生にかかっています。皆さんに対する校長先生や先生たちの期待は、とても大きいです。
一人に1台、タブレットパソコンを入れていただきました。今日こうして、リモートで修了式を実施しています。学校教育は変化しています。発展しています。可能性が広がっています。何かをやってもらうの待っている時代ではありません。4月からの一つ上の学年でも、何ができるのかを想像して、自分から努力して、実現してほしい。さらに、成長してほしい。
コロナ禍でも、できることを見つけがんばった三和っ子に、拍手を贈りたい。そして、令和3年度における三和っ子のさらなる活躍を期待して、令和2年度修了式の言葉とします。