学校日記

12/23 第2学期終業式

公開日
2021/12/23
更新日
2021/12/23

学校だより

【校長の話】
 今日で2学期が終わります。2学期の始業式で、校長先生は皆さんに、「努力は必ず報われる」と信じてがんばりましょうと話しました。コロナウイルス感染症の心配がある中、皆さんは、毎日の学習、学習発表会、校外学習、修学旅行などの学校行事に、一生懸命に取り組みました。努力している皆さんは輝いていました。幸せそうな笑顔をたくさん見ました。
 さて、令和3年、2021年も、今日を入れてあと9日です。ところで、今年の干支は何ですか?何年ですか?
 「丑年」ですね。丑年の丑は、こういう漢字です。動物の牛とは違います。
手の指先を曲げて、ものをつかむ形を表しています。この漢字は、「つかむ」とか「からむ」という意味です。丑年の今年1年間で、皆さんは、努力によって何をつかみ取りましたか?つまり、自分が成長したなぁと感じることは何ですか?自分では気付かないかもしれませんが、家族、先生、友達は、あなたの成長を知っていますよ。
 丑に「糸へん」をつけると「紐」という漢字になります。皆さんが、何かを束ねたり、結んだりするときに使う紐です。物を束ねるということから、「結束力」という意味もあります。協力し合うときの力です。自分一人ではできないことでも、みんなの力を合わせればできることもあります。2学期も、皆さんは、それを経験してきたと思います。コロナウイルス感染症が心配な世の中だから、余計に、結束力が必要ですね。
 冬休み中に、新しい年、令和4年、2022年を迎えます。新年の干支は何ですか?何年ですか?
 「寅年」ですね。校長先生は寅年です。5年生や6年生に同じ人がいますね。
寅年の寅は、こういう漢字です。これも動物の虎とは違います。両手で、矢が曲がりなく真っ直ぐになるように直すという形を表しています。これに、家を表す「うかんむり」を付けて、家の中で、矢を真っ直ぐに伸ばす様子になります。この漢字には、「物事が真っ直ぐに進む」という意味があります。新年もいやなことや辛いことがあるかもしれませんが、そんなことに負けずに、前を向いて進みましょう。
 さらに、「寅」という漢字には、「居住まいを正す」という意味もあります。座っている姿勢をきちんとした姿勢に直すということです。姿勢を正すということは、気持ちを入れ替えるとか、新たな気持ちで物事に対するということですが、1月1日、寅年の新年を、新たな気持ちで迎えましょう。
 1月7日の3学期始業式で、やる気と元気いっぱいの皆さんに会うことを楽しみにしています。