3/24 修了式
- 公開日
- 2022/03/24
- 更新日
- 2022/03/24
学校だより
【校長の話】
先ほど、皆さんの今の学年の修了を認めました。後ほど、担任の先生から、通知表といっしょに修了証を渡します。4月から、学年が一つ上がります。
さて、令和3年度が終わりますが、今年度も、コロナウイルス感染症が、皆さんの学校生活に、大きな影響を及ぼしました。今も、まだまだ心配な状態が続いています。できないことや、がまんしなければならないことがありました。心配や不安を感じたこともあったと思います。
いつも、または、今まで、当たり前にしてきたことは、できているときは、そのことのありがたさに気付かずにいますが、できなくなったときはじめて、それができることの価値やありがたさに気付きます。
密を避けなければならないので、全校児童が体育館に集まることはできません。だから、この修了式もリモートで開催しなければなりません。
楽しいおしゃべりをしながら食べる給食は、今年度もできませんでした。1・2年生は、小学校では、その経験もできていません。
友達と毎日当たり前のように会っているときは、友達と会うことの喜びを、あえて感じることは少ないと思います。でも、会えなくなってはじめて、会えないことを寂しく思い、会いたい気持ちが強くなります。
覚えていますか。2年生の皆さんは入学式の次の日から2か月、3年生から5年生の皆さんは、2年前の3月から3か月、学校で友達に会えない日々が続きました。
コロナウイルス感染症によって、当たり前にできていることに対して、当たり前に会っていることに対して、ありがたさを感じることになりました。できないからとあきらめずに、できる方法を工夫してできるようにする心の強さと知恵を身につけました。コロナウイルス感染症がもたらしたものは、皆さんにとってマイナスばかりではないとも言えます。でも、もういいですよね。
もう、当たり前のことが当たり前にできる毎日に戻ってほしいですよね。
今年度も、三和っ子の皆さんは、本当に、一生懸命にがんばりました。
皆さんの明るく楽しそうな笑顔を見ていると、いつもホッとします。
明日からの春休みを、健康・安全に過ごしましょう。
4月になったら、令和4年度も、楽しい1年にするぞ!思いっきりがんばるぞ!という気持ちで、新しい学年をスタートしましょう。