学校日記

5/12 クロスジギンヤンマの産卵

公開日
2018/05/12
更新日
2018/05/12

大野小の部屋

10日前の5月2日(水)、学校の中庭の観察池で、蓮の花の写真を撮っていたところ、どこからともなくトンボが飛んできて、産卵を始めました。まだシオカラトンボすら観ていないこの時期に、大きなヤンマを観ることができるとは思いもよりませんでした。
予想はつきましたが、目の前でよく見ると、春先に出現するクロスジギンヤンマの雌でした。一生懸命産卵を始めたので、近くにいた3年生の子どもたちと一緒に観察しました。最初はしっぽの先だけの産卵でしたが、だんだん深くまでしっぽを入れ、最後は胸のあたりまで水につかって産卵していました。かなり危険のリスクが高い、母親の信念というか、執念の産卵でした。観ていた子どもの中には、狩猟本能に駆り立てられて、捕まえたいと言い出す子もいましたが、それを制止して、観察しました。