8/31 行く夏とトンボ
- 公開日
- 2018/08/31
- 更新日
- 2018/08/31
大野小の部屋
1枚目の写真は、6月中旬頃から8月中旬頃まで、学校の中庭の観察池で、毎日のように朝から晩まで木の棒先でお庭番のように陣取っていたオオシオカラトンボの雄です。他の雄が近づくと追い払っていました。お盆の頃からパッタリ姿を見せなくなりました。
2枚目の写真は、同じ頃に観察池で、オオシオカラトンボの雄にちょっかいをかけ、ときどき棒先に陣取っていたショウジョウトンボの雌です。雄は真っ赤な赤トンボの容姿ですが、雌はくすんだ橙色のような色彩です。雌なのに水場で縄張りをもっているのが不思議でした。
どちらも夏を代表するトンボです。いずれも姿を見せなくなったのは、夏の終わりを伝えているのでしょう。
3枚目の写真は、今では絶滅危惧種になってしまった通称赤トンボのアキアカネです。7月の初めに自宅で撮った写真なので、まだ赤くなっていません。しっぽ(腹部)を上げて縄張りを宣言していました。もう少したつと、雄は真っ赤になって帰ってきてくれると期待しています。しかし、毎年数匹しか見かけなくなったのが残念で仕方ありません。
田んぼや空き地の上をゆらゆら飛んで、赤トンボと思っている人が多いウスバキトンボはたくさんいるのですが・・・。