研究授業「ごんぎつね」
- 公開日
- 2016/11/08
- 更新日
- 2016/11/08
学校からのお知らせ
4年2組で国語「ごんぎつね」の研究授業を行いました。
新美南吉の「ごんぎつね」は教科書が改訂になっても、継続して掲載される名作です。
保護者の中でも小学校4年の時に学んだことを覚えている人がいるのではないでしょうか?
第6場面(兵十がごんを撃つ場面)の授業でした。
兵十とごんの気持ちの変化を、物語の叙述から想像して読み取ります。
ごんぎつねのお話の中には、気持ちを読み取ったり情景を想像したりする南吉独特の素敵な表現がたくさんあります。
・足音をしのばせて近寄った兵十の気持ちは?
・ごんを撃った時の兵十の視線は?
・ごんが栗を固めて置いたのはなぜ?
・「取り落とす」ときの兵十は何を考えたか?
子どもたちは一生懸命に考えました。そして気持ちを想像しました。正解はありません。
大切なのは、素敵な表現の端々から、ごんや兵十の心情を「ああではないか」「こうではないか」と推察して思い味わうこと。
感じ取った感想や感動を大切にする心です。
「ごんは幸せだったでしょぅか?」
最後にこのように聞いたら子どもたちは何と答えるでしょうか?