学校日記

「つよく うつくしく」とは?

公開日
2017/04/07
更新日
2017/04/07

学校からのお知らせ

<始業式 校長の話>
 新しい学年となりました。全員が一つずつ上の学年に進みました。進級おめでとう!こうやって壇上から見ると、みんなの目がキラキラ輝き、やる気に満ちているように見えます。
 さて、新しい学級が始まると、すぐにクラス全員で取り組む大事なことがあります。何か分かりますか?教室の黒板の上に、一年間掲示するあれです。そうですね。学級目標です。級訓とも言います。校長先生は学級目標はクラスの心臓だと思います。みんなの「こんな学級にしたい!」という願いがこもっています。全員で考えを出し合って決める大事な目標です。来週あたりから決めると思うので、ぜひ真剣に考えてください。

 学級に学級目標があるように、学校には学校の目標があります。校訓とも言います。鬼北小の校訓は「つよく うつくしく」です。この校訓は、昭和60年、今から32年前ですが、当時の先生方が一生懸命に考えを出し合って決めました。この「つよく うつくしく」にはどんな意味があるのでしょうか?
 「つよく」というと、力が強いとか体が健康というイメージがあります。もちろん、その意味もありますが、「自分で決めたことをやり通すつよさ」「よいことを進んで行うつよさ」「少しくらいのことでへこたれないつよさ」もあります。目に見えるつよさだけでなく、目に見えないつよさもあるのだと思います。
 「うつくしく」はどうでしょうか?これも見た目のうつくしさというより、人の心の中や行動に現れるうつくしさだと思います。皆さんは靴箱に靴を入れるとき、くちゃくちゃにして入れますか?きちんとかかとをそろえて入れますね。これはうつくしい行動です。ゴミが落ちていたらどうしますか?拾ってゴミ箱に入れますね。これもうつくしい行動です。友達が困っていたらどうしますか?きっと声をかけ、手助けをしてくれますね。それもうつくしい行動です。

 「つよく うつくしく」とは外から見える「つよく うつくしく」もありますが、人の心の中で決まる「つよく うつくしく」、行動に現れる「つよく うつくしく」もあります。
皆さんも鬼北小の校訓「つよく うつくしく」とはどんな姿なのか、一人一人考えてみてください。校長先生は、毎日の生活の中で、皆さんの「つよく うつくしく」を探していきたいと思います。