12/5 大平啓朗さん講演会
- 公開日
- 2017/12/05
- 更新日
- 2017/12/05
学校からのお知らせ
鬼崎地区青少年問題連絡会の事業として、5・6年生対象に人権講演会を開きました。
全盲の旅写心家 大平啓朗(けいすけ)さんをお招きしました。
大平さんは全盲ですが、健常者とほぼ同じ生活ができます。
その意欲と努力と心のもちかたに、子どもたちは何を感じてくれたでしょうか?
大平さんは本気の人です。
大平さんに「生きる力」を感じます。
ある子どもが質問しました。
S:「目が見えなくなって、一番苦戦したことは何ですか?」
大:「母との関係です。母は自分が視力をなくしたことで、何でもやってくれようとしました。しかし、自分はやれる。やる意欲がある。なのに母は手を貸そうとします。それで、母との関係が少しおかしくなったことがありました。」
大:「手を貸さない優しさもあります。相手が何を望んでいるのか、気付くことは大切です。障害をもった方に出会ったら、何かお手伝いできることはありませんかと言う聞き方で聞いてくれるとありがたいです。」
子どもたちの教育にも通じる大事な話でした。