ナイチンゲール
- 公開日
- 2014/05/12
- 更新日
- 2014/05/12
校長室より
青少年赤十字、JRCからの感謝状をいただいてきました。
青少年赤十字の実践目標は3つあります。
「健康・安全」「奉仕」「国際理解・親善」
ひがしにもぴったりの目標だなっていつも思っています。
「健康・安全」健康診断をしましたね。みんなは元気に外で遊びます。けがをしないように事故に遭わないように気をつけてますね。
「国際理解・親善」今年はメキシコ派遣の年。昨年は、アメリカ・ベサニ校やタイのプラサーンミット校のお友だちと仲良くできました。
「奉仕」これはどうかな。もくもく清掃できてるかな。児童会の募金活動も奉仕の一つ。図書館の整頓ボランティアもすてきな活動です。
今日、5月12日は、この「奉仕」に生きた人の誕生日です。
フローレンス・ナイチンゲール。イギリスの看護師。1820年のトスカーナ(イタリア)のフィレンツェ生まれです。だから、フローレンス。日本はまだ江戸時代です。クリミアというところでフランス・オスマン帝国・イギリス・サルデーニャとロシアの間で戦争が起きました。ウクライナのクリミアは残念ながら今まさに争いが起きているところです。
1853年のクリミア戦争はとても大きな戦争で300万人以上の人が敵味方となって戦いました。多くの兵士が傷つく中、ナイチンゲールは38人の女性とともに戦地に向かいました。
いいことをしようとしているのに反対する人は必ずいるものです。それでも彼女は、便所掃除からはじめて看護をしていったそうです。そして、自分が眠るのを惜しんで、明かりを持って、毎晩夜回りをしたそうです。
やがて、ナイチンゲールは、と「クリミアの天使」呼ばれるようになります。
ナイチンゲールは、こう呼ばれるのを好まなかったようです。彼女の言葉が伝えられています。
「天使とは、美しい花をふりまく者でなく、苦しみ悩む人のために戦う者である」
やさしさだけじゃない、自分の正しいこと貫く強さがあった人です。
ナイチンゲール、図書館に伝記もありますよ。名前を覚えてね。
お話を終わります。