人権講話
- 公開日
- 2018/11/26
- 更新日
- 2018/11/26
校長室より
12月4日〜10日は人権週間です。今日の朝会で人権について話をしました。人権週間をきっかけに、子どもたちが人権やいじめ問題について真剣に考えてくれることを願っています。
人権の話(要約)
今日は校長先生と、人権について一緒に考えよう。
人権とは、簡単に言うと「誰もが生まれながらにして等しく持っている権利」です。いろいろな権利があります。平等、自由、社会権など、たくさんあります。特に高学年の皆さんは1度調べてみてください。
ところで、自分に権利があるということは、人にも権利があるということですね。すなわち人の権利を侵してはならないということが大切となります。今日はそのことを皆さんと一緒に考えよう。
人の権利を侵さないとは、人が困ることをしないということだね。例えば、みんな知っているように、殺人や窃盗などは犯罪として法律で厳しく罰せられるね。人を傷つけたり物を勝手に取ったりすれば犯罪。絶対にしてはいけないことですね。
人のいやがることをしてしまうこと、これは何ですか? そう、「いじめ」だね。いじめは、人権を侵す、大変なこと。相手がいじめられたと思ったらいじめです。そうならないために何を考えれば良いのでしょう。
それが、人の気持ちを考える、具体的に言うと、「人のためになることをする」ということだと思います。もし相手が、いやな顔をしたなと思ったら、「ごめんね、いやなことを言ったね」といえる人になってほしい。それが、思いやりをもつということです。
でも、相手の気持ちを考えるということは、結構難しいですよね。そのためには、「今日は、友だちのために生活するぞ」と、「思いやりデー」をつくったらどうでしょう。そういうトレーニングも大切ですね。また、友だちが自分のことを考えてくれているのに気づいたら、「ありがとう」と言いましょう。
常滑東小学校のみんなが、相手の気持ちが分かり、思いやりのある人になってくれることを願っています。そして、笑顔で、気持ちよく生活していきましょう。