学校日記

3学期始業式 式辞

公開日
2022/01/07
更新日
2022/01/07

全学年

 皆さん、あけましておめでとうございます。令和4年になりましたね。そして、今日からいよいよ3学期が始まりました。まず、西浦南小学校の皆さんが見事ミッションを達成して、全員が元気に始業式を迎えられたことをたたえます。元気な皆さんに会えて、私は本当に幸せだと実感しています。
 さて、皆さんは「福笑い」という遊びを知っていますか?このようなおかめの顔の中に、目隠しをして目や鼻、口等を置いていくお正月の遊びです。やったことのある人はいますか?今年のお正月にやったという人はいますか?では、今から誰かにやってもらおうと思います。やってみたい人?
 できあがっていくおかめの顔を見ている皆さんも、そして自分のつくった顔を見た人も、みんなが笑顔になりましたね。このように、「福笑い」は遊んでいる最中やできあがったおもしろい顔を見て、みんなで笑い合うことから、新しい年の幸せを願う意味をこめてお正月に遊ぶようになったと言われているそうです。
 ふだん皆さんは、どのようなときに笑顔になりますか?できなかったことができるようになったり上手になったりして楽しいとき、家の人や先生に褒められてうれしいときなどでしょうか。このような楽しい笑顔、うれしい笑顔をどんどん増やしていってください。そのためには、前向きに挑戦したり、一生懸命がんばったりすることが大切ですね。ぜひ、自分のがんばりで自分を笑顔にしてください。
 そしてもう一つ、皆さんは誰かを笑顔にしていますか?私は、誰かを笑顔にしているかどうか自信はありません。一人でも多く笑顔にできていたらいいなと思います。でも、皆さんに笑顔にしてもらったことはたくさんあります。それは、皆さんのがんばる姿を見たときや優しい気持ちを感じたとき、楽しい話をしてもらったときです。皆さんの優しい一言や温かい励まし、真剣な姿が回りの人を笑顔にすることができるのです。自分だけではなく、誰かを笑顔にすることを意識して生活してください。
 「笑う門には福来たる」ということわざがあります。きっとルドルフのポケット版ことわざ辞典にも載っていると思います。このことわざの意味は「笑顔でいると、自分にも周りの人にも幸せがやってくる」という意味です。確かに、笑顔でいる人の周りには、人も幸せもたくさん集まってきそうですね。私も、いつも自分が笑顔でいること、誰かを笑顔にすることを大切にして、毎日を過ごそうと思います。皆さんもぜひ、笑顔を忘れずがんばってくださいね。今日から始まる3学期、西浦南小学校が笑顔あふれる学校になることを心から願っています。