学校日記

令和6年度 7月「市原 淳さん講演会から」

公開日
2024/07/01
更新日
2024/07/01

校長室

6月29日(土)に行われた「市制70周年、市原淳さん記念講演会」に参加しました。市原さんは、常滑市出身のイラストレーター・絵本作家です。粘土遊びが好きな子どもで、19歳のときに陶芸の「チョウザメのしっぽ」という作品で新人賞をとりました。有名になるまでは、イラストをたくさん描いて出版社に売り込みに回ったそうです。「もいもい」が赤ちゃんが泣き止む本として話題になり、マグドナルドのハッピーセットの付録「はいたつやさん」を作ったり、教科書の表紙に採用されたりしています。お仕事をしている部屋の写真の中には、とこにゃんの招き猫が飾られ、常滑が大好きなことが伝わってきました。1日のスケジュールでは、朝、起きてから夜寝るまで食事と昼寝、運動、入浴以外、12時間も仕事をしているそうです。好きなことだから嫌だなというストレスがないそうです。アメリカのスパークスというミュージシャンのファンで、曲に合わせたイラストやメンバーの顔のイラストなどを描いて送ったところ、おもしろいと言ってもらえて商品化され、来日したライブ会場で販売したそうです。「虹」を作曲した中川ひろたかさんとは、草野球の仲間だそうです。お話を聞いて、3つのことが分かりました。「常滑が好きである」「好きなことをとことんしてあきらめない」「人とのつながりを大事にしている」素敵な人でした。3つのことを目標にしていきましょう。