令和6年度 12月「ちくちく言葉とふわふわ言葉」
- 公開日
- 2024/12/02
- 更新日
- 2024/12/02
校長室
12月10日の世界人権デーの前の1週間、12月4日から10日までが人権週間です。学校で起こるトラブルの原因の多くは「言葉」だと考えます。「ウザい」「ダサい」「きもい」「ちゃんとやってよ」「なんでできないの!」など、心が傷つく「ちくちく言葉」が、人を嫌な気持ちにさせます。言葉は「言霊」。口から発した言葉には、魂が宿っています。言われた人も傷つきますが、言った人の頭の中、脳の中にも「ちくちく言葉」がインプットされていきます。図書室に「ことばいいかええほん」という本があります。
声が大きいと感じたとき「うるさい」ではなく、「小さな声でおはなしして」とお願いの言葉として伝える。
「そんなこともできないの」は「難しいよね」
「なんでできないの」は「もう一回やってみよう」と相手の気持ちに寄り添って伝えてみる。
「へんなの」は「おもしろいね」と見方を変えて伝えてみる。
「ちくちくことば」から「ふわふわことば」に。「ふわふわ言葉」を使って、自分も相手も気持ちのよい学校生活を送りましょう。