令和6年度 2月「追い出したい鬼」
- 公開日
- 2025/02/05
- 更新日
- 2025/02/28
校長室
先日の入学説明会で、1年生の皆さんが、一つ上の先輩として新1年生にどんなことをするとよいかと考え、校歌を歌ったりなわとびを見せたり、校内を案内してくれたりしました。5年生の皆さんは、受付後、読み聞かせをしてくれました。受付で私の「頼むよ」の声かけに「まかせて」と返事が返ってきました。新1年生の顔を見ながら読み聞かせする姿がとても素敵でした。最高学年になるんだという自覚と行動がよくでていて、うれしくなりました。ありがとうございました。
2月3日は、24節季の一つ「立春」です。2日は立春の前の「節分」でした。節分と言えば豆まきです。豆まきは、平安時代、今から1200年以上前に始まった行事だと言われています。豆まきで使う豆は大豆です。大豆は、五穀(米・麦・粟・黍・豆・稗)の中でも大きいため、力が強いと考えられていました。また、「魔(ま)の目(め)を射(い)る」から炒り豆を使い、鬼の目に投げつけて鬼を滅する「魔滅(まめ)」に通じ、鬼に豆をぶつけることで邪気を追い払い、一年の無病息災を願うという意味合いがあると言われています。豆を自分の年の数の一つ多く食べると、体が丈夫になり、かぜをひかないという習わしがあるようです。
今年から書き初めでは、自分の思いのこもった言葉をしたためてもらうようにしました。4年生5年生6年生が、図画工作の時間に追い出したい鬼を描いていました。自分を見つめ、よくなりたいという気持ち(M力)が素敵です。私の追い出したい鬼は「甘いものを食べたくなる鬼」です。追い出したい鬼を心に浮かべ生活をしていきましょう。 (2月3日 朝会校長講話より)