学校日記

1/24(月) 放送朝会より

公開日
2022/01/24
更新日
2022/01/24

◇校長室より

学校に地域の方から連絡が入ることがよくあります。何かしらの苦情であることが多いのですが、その中から2学期にあった一つの出来事についてお話しします。
鬼中にはたくさんの樹木があります。それらの落ち葉や根っこなどが学校の敷地から外に出て迷惑をかけているということを地域の方から教えてもらいました。私も直接お会いしてやりとりをしましたが、本当に困っているというお話でした。そのため、木の幹や枝を切ったり運んだりしました。手では難しい大きな木などは市役所にお願いしてやってもらいました。
すると、しばらくたった頃、その方が学校をわざわざ訪れ感謝の意を伝えてくださいました。本当に驚きました。なぜなら、学校は苦情を受けることはあってもその後で感謝を受けることは滅多にないからです。しかも、こちらの悪いところを改善しただけなので、地域の方にとってはマイナスがゼロになったレベルです。決してプラスにはなっていません。それなのにお礼をされてしまい、ただただ恐縮するばかりでした。
この樹木の話に限らず、学校が地域の方々に迷惑をかけることのないよう今後とも気を付けていきたいと思っています。鬼中生のみなさんにも、鬼崎中学校の生徒として、また地域の一員・社会の一員として、「公共心」を大切にしてほしいと思います。よろしくお願いします。