7/4(月) 放送朝会より
- 公開日
- 2022/07/04
- 更新日
- 2022/07/04
◇校長室より
7月1日は「国民安全の日」です。常滑市の小中学校にとっても、7月は安全についてあらためて考える月です。
平成21年7月24日、市内の小学校のキャンプで、当時5年生だった女の子が行方不明になってしまいました。たくさんの人たちがキャンプ場及びその周囲を捜索しましたが、見つからないまま現在に至っています。
この出来事を忘れないためだけでなく学校の安全を改めて見直すという意味で7月は大切な月です。
では、学校生活における安全・安心について思い返してみましょう。
命に関わることで考えれば、今、真っ先に熱中症が思いつきます。熱中症は防げるものです。まずは水分補給です。授業中、先生の許可を得なくても構いません。こまめな水分補給を心がけましょう。
暑くなると水の事故のニュースも目にします。みなさんには特に水泳の授業について真剣に受けてほしいと思います。また、海や川に行く機会があれば油断しないように気をつけましょう。
新型コロナウィルス感染症についてもまだ終わりが見えません。気を緩めず対策を続けていきましょう。
続いて交通安全です。自転車の乗り方、徒歩での登下校の仕方は大丈夫ですか? 特に自転車については、子どもでも加害者になる可能性があります。周りの人たちにとって安全な運転に心がけましょう。
最後に「いじめ」の問題です。周りの人から傷つけられてはいませんか? 反対に、人を傷つける言動をしていることはありませんか? あるいは、そのような場面を知っていながら見過ごしていることはありませんか? 何かあれば周りの人に相談しましょう。
1学期も残すところ2週間ほどです。一人一人があらためて安全・安心について考え、みんながよい気持ちで夏休みを迎えられるようにしましょう。