学校日記

長いようで短かった3日間の野外活動も終わりです。

最後は、体育館にて、生徒による振り返りの活動と退所式を行いました。

仲間のいいところをたくさん見つけることができたようで、学年やクラスの絆をより強いものにして常滑に帰ることができます。

仲間とともに濃い時間を過ごした子どもたちはびっくりするような成長を遂げてくれました。

学校に戻ってからの日々において、この経験を生かしてくれることを願ってやみません。

清掃と退所点検を終えた子どもたちは、最後の野外炊飯、焼きそばづくりに取り組みました。

前日の薪ではなく木炭を使ったことで、着火に手間取りましたが、昨日のカレーライスづくりの時よりもずっと手際よく作業を進めていました。

この学年の強みは、「反省を次に生かすことができる」ところにあります。

昨日降り続いた雨も上がり、朝の集いはふれあい広場で行うことができました。

昨夜は霧も濃く、重々しい雰囲気でしたが、雲がだんだんと切れて晴れ間が見えてくると、気持ちもなんだか軽やかになってきて、ラジオ体操も元気にできました。

夜になっても雨は降り続き、2日目夜のプログラムは体育館でのキャンドルサービスになりました。

この学年の、仲間を頑張りを認め受け入れる温かさや優しさに溢れたひとときとなりました。

カレーライスを食べたのが早い時間だったので、この日は夜食としてメロンパンとリンゴジュースが配られました。

疲れが溜まってきたところに甘いものが効いたのか、「おいしいおいしい！」と言って食べている姿が見られました。

雨の降るなか、野外炊飯でカレーライスを作りました。

雨に濡れない炊事場に想定以上のグループが入ったので、かまどやテーブルが足りなかったり、傘をさして洗い物をしたりと大混乱でした。

U字溝を使った即席のかまどでカレー鍋を火にかけていたグループもありましたが、とても美味しくできていました。

「カレーに失敗はないよ！」と励ましながらの活動でしたが、悪天候にもめげず、炊事場のみんながグループの枠を超えて協力して取り組んでいました。

2日目午前のプログラムは、体験活動でした。

焼杉工作・ウッドスプーン制作・ソーセージづくり・五平餅づくり・うどんづくりの5つのコースから選択して取り組みました。

それぞれの出来栄えについては、ぜひご家庭で話題にしてみてください。

2日目が始まりました。

外は予報通りのあいにくの雨模様です。

今朝は朝の集いを体育館で行いました。

目覚ましの朝の体操はなんと「佐賀弁ラジオ体操第2」でした。

昨日の疲れを感じさせない元気な朝のスタートとなりました。

その後の朝食では、相変わらずのおかわりの行列ができていました。

今日も安全に、そして元気に過ごしたいと思います。

一日の終わりは部屋長会です。

今日一日を振り返り、明日につなげるための会です。

明日の雨予報により、活動について細かな変更を余儀なくされるため、今回はたくさんの連絡がありました。

部屋長は、同部屋のメンバーにその内容を確実に伝えたり、メンバーの体調について報告をしたりと、今回の野外活動において重要な役割を担っています。

彼らがクラスだけでなくさまざまな場面でリーダーとなり、その力を発揮できることを期待しています。

入浴後、講堂に集まってクラスステージを開催しました。

寸劇やコント、歌やダンスなど、各クラスが準備をしてきたものを披露しました。

発表するクラスはみんなを楽しませようと一生懸命でした。

また、観るほうも温かくそれを見守り、歓声を上げ、時には拍手を送っていました。

今日の発表を迎えるまでに、アイデアを出し合い、話し合い、協力して準備してきた過程が、クラスの絆を深めることにつながったのではないでしょうか。

学級写真・学年写真を撮った後、最初の活動「ウォークラリー」を行いました。

1分の間隔を空けて班ごとに出発していくのですが、出発早々どっちに向かえばよいのかわからない班が待機しているみんなの前を右往左往する姿がなんとも微笑ましかったです。

いくつもの課題をクリアしながら次のチェックポイントを目指して進むのですが、最後は道中で拾った石の重さと枝の長さがポイントになる趣向を凝らした活動でした。

すべての班が大きな怪我もなく、無事に戻ってきました。