学校日記

陶祖祭 〜鯉江方寿翁の業績を称える〜

公開日
2015/11/03
更新日
2015/11/03

お知らせ

 西小の直ぐ東、鯉江方寿翁の陶像のある天神山。11月3日は、常滑焼の発展に多大な功績を残された鯉江方寿翁(1821〜1901)を称える陶祖祭が毎年行われています。本日も、焼き物関係者の皆さん、市長さんを始めとした多くの来賓の皆さんの参加のもと厳かに行われました。常滑中学校の吹奏楽部員も参加し、大正10年(1921)につくられた「鯉江方寿翁の歌」を披露し、参加者全員で歌いました。
 明治初期の近代化・文明開化の動きの中で、真焼土管(常滑陶管)の国産化、国有鉄道の敷設での採用など、常滑焼の発展、日本の近代化に果たした功績は多大です。
 天神山に立つ鯉江方寿翁が、明るい日差しに照らされた常滑の街を、今日も静かに見つめていました。