学校日記

3.11 『夢』倍増計画

公開日
2025/03/11
更新日
2025/03/11

校長室より

「東日本大震災」発生から14年。

学校では、本日「朝の会」の時間に、全校で黙とうを行いました。きっと子どもたちも、いろいろなことを考えたことと思います。

7年前(震災から7年目)、当時勤務していた市の関係で、中学生とともに釜石市を訪問しました。いくつかの見学先の一つのある施設で、震災を経験された方のお話を伺いました。その中で印象に残っている言葉があります。

その方も、多くの方が亡くなられた中で、震災直後はとても前向きになれない状況だったようですが、時間が経ち、あることがきっかけで次のようなことを感じられたとのことでした。それは、

 『夢をもっていいんだ』

ということ。夢をもっていいんだと思えたことで、前向きな気持ちで進むことができるようになったとのことでした。


現在、学校では、総務委員会の企画による「『夢』倍増計画」として、校内のあちらこちらに子どもたちの『夢』が掲示されています。職員室前の掲示板には、低・中・高学年ごとに子どもたちの夢のランキングが、各学年の廊下にはそれぞれの学年の子どもたちの夢が掲示されています。

釜石市の方がおっしゃっていたように、『夢』をもつことは、生きていくエネルギーになります。

本校の校訓「力 夢 思いやり」にも『夢』が入っています。

「将来の夢」「明日の夢」「大きな夢」「日々の小さな夢」たくさんもってほしいなと思います。

『夢』をもって、『夢』を大切にし、『夢』を感じて生活できたらいいなと思います。