学校日記

9月1日(水) 2学期始業式の話

公開日
2021/09/01
更新日
2021/09/01

校長室より

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 おはようございます。今日は始業式です。長い夏休みが終わりました。皆さん、どんな夏休みでしたか? どんな思い出ができましたか? 校長先生もいろいろな思い出ができましたが、「よかったなあ」と強く思った2つの光景についてお話ししたいと思います。
 1つ目は、オリンピック・パラリンピックの聖火です。1年遅れとなりましたが、無事開催することができました。もう1つは、5年生のキャンプのキャンプファイヤーです。オリンピック・パラリンピックの炎、キャンプファイヤーの炎。2つの炎を見ることができて、本当によかったなあと思います。5年生の人は、キャンプでの経験を、これからの学校生活でぜひ生かしてください。他の学年の人も夏休みの間にいろいろな経験をしたと思いますので、ぜひその経験を生かしていってください。
 さて、今日から2学期が始まります。2学期について2つ話をします。
 1つ目は、1学期の始業式にも話をしましたが、「夢」や「目標」をもつということです。
 2学期も「できるようになりたい」「やってみたい」という「夢」や「目標」をもって、そして、それに向けて「努力」をしてほしいと思います。オリンピックに出た選手たちのインタビューでも、「オリンピックに出たい」「メダルを獲りたい」という「夢」や「目標」をもって、「努力」してきたと、どの選手も言っていました。「夢」や「目標」は努力するエネルギーになります。ぜひ大野小の皆さんも、2学期の「夢」や「目標」をもって、「こんなことができたよ」「できるようになったよ」と言えるように、がんばってください。
 もちろん、「あ・い・う・え・お」の「あいさつ」「いのち」「うんどう」「えがお」「おもいやり」もがんばってください。
 2つめは、「楽しみにしていることができるように」というお話です。今、パラリンピックが行われていますが、パラリンピックは手や足、目などに障がいのある人たちが、世界中から集まって行われる世界一大きいスポーツの大会です。3年生以上の皆さんも、2年前、パラリンピックの競技のボッチャの体験をしましたね。そのパラリンピックで、時々聞く言葉があります。それは「失ったものを数えるな、残されたものを最大限生かせ」という言葉です。これは「できないこともあるけれど、できることもたくさんある。できることをがんばれ!」という意味です。
 今の皆さんはどうでしょう。新型コロナウイルス感染防止ために我慢しないといけないこともありますが、出来ることもたくさんあります。2学期は運動会や校外学習、6年生は修学旅行もあります。皆さんの「がんばり」と、先生たちの「工夫」、そしてお家の人の「協力」で、授業だけでなく、いろいろな行事も行っていきたいと思っています。皆さんが、楽しみにしていることができるように、みんなにっこりできる2学期になるように、「一緒に」がんばりましょう。
 最後に、皆さんにお願いです。新型コロナウイルスに感染しないように、先生やお家の人の言うことをよく聞いて、そして一人一人がよく考えて、十分に注意してください。でも、そうしても新型コロナウイルス感染症にかかってしまうことがあるかもしれません。かかったら「自分は大丈夫かな」と、とても心配になると思います。それは、誰でもみんな同じです。ですから、もしも自分の近くの人が新型コロナウイルス感染症にかかってしまったら、「どうしたらその人が『にっこり』できるか」、そして「どうしたら自分やみんなが『にっこり』できるか」一生懸命考えてほしいと思います。感染してしまった人が悲しい気持ちに絶対にならないようにしてください。
 1年生から6年生の皆さんと先生たち、そしてお家の人たちと力を合わせて、「日本一みんなにっこり大野小」にできるように、2学期もがんばりましょう。