10/5 職業講話 6年生
- 公開日
- 2022/10/05
- 更新日
- 2022/10/05
6年より
3・4時間目に6年生で、講師の方をお招きして職業講話をしていただきました。最初は鬼崎漁業組合の方です。
のり養殖で有名な鬼崎漁港ですが、愛知県内の3分の1、約9千万枚ののりを生産しています。のりの漁師は30年間で3分の1にまで減少しましたが、生産量は変わっておらず、機械化などによって、生産効率が大幅に上がっているそうです。
底引き網漁業にも力を入れていて、夜中に漁に出て、早朝5時半からの競りに間に合わせるそうです。
困っていることとして、カモやクロダイによる食害、下水道の発達によって排水がきれいになりすぎて、リンや窒素などの栄養塩不足があるそうです。
新たな取り組みとして、漁師さんがとった新鮮な魚を直接販売する「鬼崎魚群市」、子ども参加の巻き寿司体験などの「タッチプール」、観光を兼ねた漁師体験の「観光船」などに挑戦しておられるそうです。
漁師は個人事業主で、漁師の子どもでない場合は、漁師について何年も修行して、一人前と認められれば正式な組合員になれるそうです。
やりがいとして、たくさん魚が捕れた「豊漁」の喜びがとても大きいそうです。
最後に、海難事故があったときは、総出でボランティアで救助に当たることもあるそうです。