校庭の木々が色づき始めました
- 公開日
- 2020/11/04
- 更新日
- 2020/11/04
校長室より
熱中症を心配していた暑さはどこへやら、最近は涼しさを通り越して、急に寒くなってきました。気温が下がってきたのに合わせて、校庭の木々が色づき始めました。
カエデやイチョウが、赤や黄色になるのは、緑から色が変わるのではありません。緑が消えて、葉の本来の色が出てくるそうです。夏の間、日光を使って光合成をし栄養を作り出す葉緑体が、冬が近づくにつれ光合成の量が減ってしまいます。そこで、木の幹は、葉への水分や栄養を送らなくなります。そうすると、葉緑体の緑が消えて、葉の本来の色が出てくるのです。栄養をどんどん作れるうちは存分に働かせ、光合成ができなくなった途端に切り捨てると考えると、自然はきびいしいなあと思ってしまいます。
紅葉を見てロマンチックにならずに、理屈っぽい話になりました、すみません。