赴任あいさつ
- 公開日
- 2009/06/24
- 更新日
- 2009/06/24
校長室より
「学校・家庭・地域の連携を」
渡邉安正前校長の後を受け、本校に赴任しました榊原冨徳と申します。昨年度までの3年間は鬼崎中学校で、その前の3年間は東海市の船島小学校でお世話になりました。4年ぶりの小学校勤務で、やや戸惑いを感じていますが、今年度で30周年を迎える常滑東小学校のために、誠心誠意、努力を惜しまずがんばりたいと思います。
さて、本校への赴任が決まったとき、さっそく常滑東小学校のホームページを開いてみました。まず目に留まったのが学校評価アンケート結果です。すべてを隠さず公開していました。これを見て、常滑東小学校が開かれた学校であることを再認識し、学校・家庭・地域が三位一体となって「東っ子を育てよう」「常滑東小学校をよりよくしよう」という気概を感じました。また、PTA役員会やPTA評議員会、学校評議員会において、学校評価アンケート結果をもとに意見交換をして、次年度の教育活動の計画づくりをすると書かれています。学校づくりは、学校としての評価・反省だけでなく、家庭・地域の意見もしっかりと受け止めることが大切であると考えます。今後も忌憚のないご意見を聞かせていただきたいと思います。
私の持論の一つは「教師は授業で勝負」です。子どもたち一人一人が満足できる授業をめざしたいと思っています。わかる授業=楽しい授業です。子どもたちに教える内容、考えさせる内容をはっきりさせて授業を構成していくことが大切であると思います。もう一つは「人は人とふれあうことによって成長する」です。子どもと家族、子ども同士、子どもと教師、子どもと地域の人とのふれあい、こうした多くの人とのふれあいによって子どもたちは人間として大きく成長すると確信しています。とにかく、今、常滑東小学校の先生たちは子どもの声、保護者の声、地域の声を大切にし、常滑東小学校の教育の充実を目指しています。
赴任1年目、私は校長として、3つの校門を日替わりで、毎日子どもたちを「おはようございます。」で迎えることにしました。また、1日に1回は教室におじゃまするということを、先生方にも子どもたちにも公言しました。子どもたちの元気なあいさつ、授業中のたくさんの発言とよい姿勢を期待しています。
どうぞよろしくお願いします。