泣く子と担任には勝てぬ
- 公開日
- 2011/11/01
- 更新日
- 2011/11/01
校長室より
写真は、アケビ。
玄関に飾ってあった実を昼にいただきました。
なんともすてきな甘さ。子どもの頃、野山で食べた味を思い出しました。
今日も出張・行事が多く手薄です。午前は、管内校長会議。急いで帰ってきたところです。
口の中にアケビの余韻が残る中、1年生の教室へ。
「えー、校長先生なの、五時間目。(かわりの先生は)水野先生がよかったな。」
「…」
担任の指示は、計算ドリルを2ページ進めて、算数のビデオを見せる。
「校長先生、配達かかりさん、お願いしますって言って。」
ちゃんと係が決まっているのに、「だれか配ってー」なんて言ったものだから、
入れてはいけない「スイッチ」を押してしまった!
僕が配るだの、係じゃないだろだの、うるさいだの、静かにしてだの大騒ぎとなってしまった。
ともあれ、なんとか計算ドリルをはじめてくれたと思ったら、
「校長先生、○○ちゃんが鼻血出してるー。」
「えー、どうしたー。」
「わー、血が出てるー」
「だいじょうーぶー」
あかん、また大騒ぎ。
ここで天下の宝刀「ビデオ」!
なんとドラえもんが足し算のひみつを教えてくれる。
やっと静かになりました。
残り5分でビデオが終了。
「じゃあ、校長先生とウルトラマンじゃんけんをしよう」で、
ウルトラマンじゃんけんを教えてあげた。
「校長先生、おもしろかったあ」
なんとか、体面をたもったかな。
やはり担任にはかないません。