学校日記

陽性転移

公開日
2011/11/02
更新日
2011/11/02

校長室より

午後は、子育て支援センターでとこなめ保育力アップ研修がありました。

初等教育で充分な成果をあげるには、就学前の園との連携をすることです。
教育委員会のときに立ち上げたこの研修も3年目を迎えています。
常滑では、園と小中学校が手を携えて子どもを育てているのです。
財政難の一言で教育環境は厳しい中、
「教育保育は、役所で起きているんじゃない、現場で起きているんだ」というところでしょうか。

今日は、豊橋創造大学の加藤三雄教授をお迎えして、
「保護者と共に行う支援のために
−転移が起こす様々な事象−」
講義とグループワークを行いました。

表題の「陽性転移」とは
「保護者が保育者を受け入れられる。好きになる」こと
「陰性転移」とは、
「保護者が保育士を受け入れられない。嫌いになる」こと
だれもが、「親から評判がいい」ことを望むものだが、必ずしもそれが「よい保育」に繋がるものではない。
専門家とはそういうものだ。

加藤先生の穏和な話術はいつも説得力があります。
ありがとうございました。