学校日記

将来。

公開日
2012/06/10
更新日
2012/06/10

6年生の活動

今年、6年生は「社会を明るくする作文」コンクールに、ほぼ全員が応募しました。

子どもたちは、作文があまり好きではありません。普段、色々な想いをもっていても、自分の気持ちにぴったりの言葉を選び、文章に表わすのは、とても頭を使うことだからです。

子どもたちの作文を読んでいると、このような想いが書かれていました。

(電車で座っていると、松葉杖をついた男の人が乗って来ます。けれども、席を譲る勇気がありませんでした)
「高学年になってから、こういう時、とても重い気持ちになり、どうしてゆずれないのだろうと思うようになりました」

(別の電車で、今度は勇気を出し、おじいさんに席を譲ろうとしますが、「いや、いいよ。足腰をきたえんといかんから」と断られてしまいます)
「断られてしまったけれど、やっぱり人を助けることは、とてもいいことだと思います」

そして「将来は、人の役に立つ大きな仕事をしたいと思います」と結んでいます。

普段の生活のなかでの出来事を、これまで以上に深く見つめ、自分がどう生きていくのかを考える・・・。

6年生は、もうそういう年頃なのだと、この作文を読んで、改めて感じました。