学校日記

「ごんぎつね」を読んで

公開日
2012/10/13
更新日
2012/10/13

4年生の活動

 3組では、国語科で「ごんぎつね」を「兵十」と「ごん」の行動や気持ちを整理し、ノートにまとめながら読み進めてきました。全て読み終え、100字程度で感想を書きました。
 ・1場面ではいたずらばかりするごんは悪いやつだと思ったけど、自分のせいで兵十のおっかあを死なせてしまったと感じてからは、毎日つぐないをして、やさしい心ももっているんだと思った。
 ・いたずらずきだったけど、毎日毎日つぐないをするごんは、本当はとてもやさしいんだと思う。でも、最後は打たれてかわいそう。
 ・いたずらばかりのごんは困ったきつねだけど、自分もいたずらは好きだから、ごんの気持ちが分かるような気もした。でも、やりすぎはよくないと思った。
 ・ごんは最後にはうたれてしまったけど、くりや松たけをとどけたのが自分だと分かってくれたから、ありがとうと思っていたと思う。
 ・兵十は最後にごんを打ってしまったけど、くりや松茸を届けてくれていたのがごんだと分かって、兵十も、ごんはとてもいいキツネだと信じると思う。
 その後、4人グループで一人ずつ自分の感想を発表し、その感想について聞いている子が「自分の考え」を付け足して交流していきました。「ぼくも、いたずらばかりのごんのことは、きらいだったけど、自分の悪さに気付いて、つぐないを続けたのはよかったと思った。」「私は、最後打たれてしまったところは、兵十に自分のつぐないのことを分かってもらったうれしさがごんにはあるとは思うけど、全体的にはこのお話は悲しい話だと思う。」など、各グループで伝え合いが行われました。
 少人数だったせいか、普段全体で発表することが苦手な子も、しっかり活動に参加できていました。また、「読み手が一人一人ちがうように、感じ方も十人十色」ということも学ぶことができました。