2年
- 公開日
- 2013/03/11
- 更新日
- 2013/03/12
校長室より
朝会講話
今日、2月11日は日本にとって忘れることのできない日です。
あの東日本大震災から2年です。
1万5881人の方が亡くなりました。
いまだ、2668人の方が行方不明のままです。(3月8日現在警察庁調べ)
行方不明の方が早く見つかるように、亡くなられた方のご冥福をお祈りするために黙祷をします。
(黙祷)
静かに黙祷ができました。
こうしたことがきちんとできるひがしの子であってほしい。
この大きな地震はいろいろなことを教えてくれました。
地震はこわいな、津波はおそろしい…もちろんそうです。
お父さんお母さんが亡くなり、ひとりぼっちになった子もいます。
目の前でかわいい子どもを失った方もみえる。
今も31万人の人がもとの生活に戻れずに避難生活をしておみえです。
2年もです。未だこうした体育館で段ボールで仕切られた避難所生活をしておられる方たちもみえる。
東北の冬は、ずっとずっと寒い。どんな気持ちでみえるのでしょう。
「復興」という言葉があります。
もとの東北に戻るのに何年、何十年かかるのでしょう。
今、ここにいる私たちにできることは何でしょう
この地震は、「ひとごと」ではありません。
なぜなら、「つながっている」からです。
時間が止まるわけではない、時間もつながっている。
東北の小学生と直接会ったわけではないけれど、必ずつながっているのです。
人と人はつながっている。
みんなは、勉強し、運動し、心をきたえることです。
そうすることが東北を元気にすることにつながる、そう思います。
今日は、お家に帰ったらぜひこの地震のことを話し合ってみてください。
さあ、6年生の卒業式まであと一週間。
すてきな思い出をつくる一週間にしましょう。
お話をおわります。