学校日記

祭りのあと

公開日
2014/04/14
更新日
2014/04/14

校長室より

常滑のお祭りでしたね
みんなは出かけましたか?
山車を引いた人は?
お囃子をやった人は?
じゃあ、ねり飴を買った人は?
校長先生と神社の前で会った子もたくさんいましたね。楽しかったね

お祭りって何のお祭りか知っている子は少ないかな
神明社は、天照皇大御神(あまてらすおおみかみ)、常石神社は、「高皇産霊神(たかみむすびのかみ)」をおまつりしています
日本の神様は、八百万の神(やおよろずのかみ)といって、たくさんの神様がいます。宮崎駿作品の「千と千尋の神隠し」にいろいろな神様が出てきますね。「ハク」も和速水琥珀主(にぎはやみこはくぬし)という川の神様。山だったり、火だったり、雷だったり、人だったり…

世界にもお祭りはあります。お祭りは、宗教と関係しています
キリスト教では、みんなも知っているクリスマス。これは、キリスト教の神であるイエス・キリストの「降誕を記念するお祭り」です。他にも復活祭とか謝肉祭とかね
プラサーンミット小学校のあるタイ国では、小乗仏教を信じる人が多い。仏様を信じる人が多いのは、日本も同じですね。お寺さんですね。縁日・法要・供養という言い方をします
マレーシアの国では、イスラム教が国教と言われています。マウリド・アン=ナビーという預言者ムハンマドの誕生日を祝うお祭りがあります

お祭りは楽しいけれど、遊びじゃないんだ

お祭りというのは、意味があるんだね
それぞれの神様や仏様を信じて、お祈りをする、感謝をする、お願いするということ
人間は弱いものだから、人を超えるものを敬って、大事にして、弱さをはき出して、お願いをするんだね

物事には、必ず意味がある
意味を考えることはとっても大切なことだ。だから、みんなは勉強していくんだよ
ひがしのみんなには、意味を考える人考え続ける人になってほしいと思っています

お話を終わります