相対性理論
- 公開日
- 2014/06/30
- 更新日
- 2014/06/30
校長室より
さてこの歌を知っているかな?
♪昔々浦島は
助けた亀に連れられて
竜宮城に来てみれば
絵にも描けない美しさ♪
日本の昔話ですね。「浦島太郎」
浦島太郎は、漁師です。ある日、子ども達が亀をいじめているところに見かけます。太郎が亀を助けると、亀はお礼として太郎を竜宮城に連れて行く。竜宮城では乙姫さんがいて太郎を歓迎してくれます。タイやヒラメの舞い踊り…しばらくして太郎がそろそろ帰りたいというと、乙姫さんは「決して開けてはならない」と言って玉手箱をお土産にくれます。太郎が亀に連れられ浜に帰ると、村には太郎が知っている人は誰もいなくなっていました。太郎が玉手箱を開けると、中からもくもくと白い煙が出て太郎は老人になってしまった。浦島太郎が竜宮城で過ごした日は数日とも三年とも言われていますが、実は村では随分長い年月何十年何百年が経っていたというお話。
考えてみると、とても不思議なお話です。いわば、ドラえもんのタイムマシンと一緒です。浦島太郎は、亀というタイムマシンの乗って、未来の村に行ってしまった。だから、自分が知っている人は、みんな亡くなっていて誰も知らないわけです。
未来に行くことなんて、できるのかなあ…
どう?未来に行くことができたら、行ってみたい?
ああ、半分くらいの人が行きたいみたいですね。
今日はね、「相対性理論」の誕生日です。
今から100年くらい前
ドイツにアルベルト・アインシュタインという物理学者がいました。この人が、「相対性理論」の最初の論文を発表したのが、1905年の今日でした。
これは、とっても難しい理論、お話ですが、その中に「光速度不変の原理」という、
「どのような速さで動いても、光速は変わらない」 のがあります。これを突き詰めると「未来に行ける」ことになります。
100年も前に「理論」は発表されているから、もうそろそろ「ほんとう」にできるようになるかもね。
もちろんこんな難しいことをまとめたアインシュタインはノーベル物理学賞に輝いています。
なぜだろう?どうしてかな?どうしたらいいかな?って考えることはとっても大切なことだね。わからないこと、不思議だなと思ったことを「そのままに」しておくのはもったいない。
調べてみる、考えてみる、やってみるってこと
さあ、明日から7月。そんな夏にしてみてね。
今日は、アインシュタインの日のお話でした。
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○今日の表彰
日本音楽指導者協会主催
ピアノコンクール中部地区名古屋南大会
銅賞
2年3組 安井 心優
常滑市民小学生バスケットボール交歓会
優秀賞 常滑東小学校 男子 6・5年
優良賞 常滑東小学校 女子 6・5年 A
優良賞 常滑東小学校 女子 6・5年 B