学校日記

QUテスト

公開日
2014/07/03
更新日
2014/07/03

校長室より

過日実施したhyper-QUテストの分析が返ってきました

これは学区の見直しによる児童の新集団への適応を分析するために常滑市教育委員会の予算で実施されたものです

hyper-QUテストは、
学校生活における児童生徒の意欲や満足感、および学級集団の状態を質問紙によって測定するものです
アケートにより大きく2つの尺度が測られます。

【学級満足度尺度】
クラスに居場所があるか(承認尺度)、いじめなどの侵害行為を受けていないか(侵害尺度)を調べ、不登校や「学級崩壊」を防ぐ方策を得ることができます。また、エンカウンターなどの支援を一定期間実施し、その効果を検証するための尺度としても活用できます。

【学校生活意欲尺度】
友人や学級との関係、学習意欲などの面で児童生徒がどのような考えを持っているかを知ることができます。

また、別途実施したNRT(学力テスト)とのクロス集計もなされています
個人懇談会の際に個人票をお渡ししますので、ご家庭での話題としてください

ひがしの様子-----------------------

【学級満足度尺度】
学年 学校生活満足群(全国39%)
6学年 68%
5学年 64%
4学年 58%
3学年 65%
2年生 37%
学級生活満足群は
学級内に自分の居場所があり、学級生活を意欲的に送っている児童
他に非承認群・侵害行為認知群・学級生活不満足群に分けられます

【学校生活意欲尺度】
友人関係・学習意欲・学級の雰囲気の3つからプロフィールが数値化されます

学年 学校生活意欲プロフィール 学級の雰囲気(全国)
6学年 10.5(9.7)
5学年 10.6(9.7)
4学年 10.4(9.7)
3学年 11.0(10.3)
2学年 10.4(10.3)
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ひがしは、全体として学校生活意欲が高く学級の雰囲気もいいと感じており、学級に居場所を得て学校生活を意欲的に送っている児童が非常に多い結果となっています

個別には支援方法やソーシャルスキルの獲得に課題があります。学級ごとの分析結果を受けて、学習指導・生活指導に生かしていきます