除夜の鐘
- 公開日
- 2014/12/22
- 更新日
- 2014/12/22
校長室より
2学期終業式辞
この2学期、始業式では「燃える秋」にしようとお話をしました。
南の国、メキシコ、響く小中学校音楽会、力強い応援団が印象的だった運動会、それぞれの学年の個性が輝いた学習発表会…
ひがしのみんなの「燃える秋」でした。
がんばったね。えらかったよ。
さあ、平成26年のしめくくりです。冬休みに入ります。
そして、新しい年が来ます。一年というのは、地球が太陽の周りを回って、春夏秋冬が一巡する。
12月31日大晦日が過ぎて、1月1日は元日。平成27年、西暦2015年の新しい始まりです。
多くのお寺では、大晦日の夜、「除夜の鐘」をつきます。108つ。
「四苦八苦」という言葉がありますが、4×9+8×9で108とか、人間にあるという「煩悩」の数が108つだからという説がある。「煩悩」は、簡単に言うと「心の汚れ」だな。鐘をついて、心の汚れを落としていくんだね。
一つ年が大きくなりますね。みんなは毎年当たり前に大きくなる。できないことができるようになって、かしこくなる、そして、体は大きくなるね。だけど、「心の汚れ」みたいに来年にもっていかなくていいものもあるんだな。大掃除だね。
身の回りをきれいにして、新しい気持ちで新年を迎えてくださいね。みんなにとって、よい年すてきな年が来ることを願っています。
お話を終わります。