Little Women
- 公開日
- 2015/03/02
- 更新日
- 2015/03/02
校長室より
朝会講話
さあ、3月です。
明日は、3月3日。おひなまつりです。
女の子のすこやかな成長を祈る年中行事。
体育館は桜の花が満開ですが、おひなまつりは桃の節句とも言います。
女の子のお祭り。そう今年度は、女の子の活躍が目立ったかな。ひがしは、応援団長が、ほのかさん・紫月さんでした。映画も「アナと雪の女王」が大ヒット。エルサとアナの姉妹の物語でした。姉妹のお話は、いくつかあるけど...ちびまる子ちゃん。まるちゃんもそうだね、二人姉妹。姉妹の人は、どれくらいいるのかな。
4人姉妹のお話もありますよ。
「若草物語」という昔のアメリカを舞台にした小説。マーチ家のメグ・ジョー・ベス・エイミー4人姉妹の物語です。
南北戦争という戦争のさなか、お父さんは牧師で戦争のためにいない、つつましい生活をお母さんとおばさんと女性6人で過ごしていくお話。
この中で、お父さんは、子どもたちのことを「リトル・ウィメン」と呼びます。
もともとの小説の題も「Little Women 」
小さい子には、難しいね。ウィメンというのは大人の女の人のこと。子どもと言わずに、小さな女性と呼んでいたということ。みんなは、言われないかな「子どものくせに」とか「子どもはだまっていなさい」「子どもには関係ない」とか...
そりゃ、みんなは、子どもさ。これは間違いない。だから、勉強して運動して立派な社会人にならなきゃね。でも子どもである前に人間であることも大切な真実。
難しいお話になったな。ちゃんと覚えていて、大きくなったら考えてみてね。私のリトルウィメン&メンたち...
「若草物語」は、図書館にもあるから、一度は読んでみてね。
今週は、6年生を送る会もあり、中学校の卒業式もあります。「おめでとう」の週です。楽しみしていますよ。
お話を終わります。