夏至
- 公開日
- 2015/06/22
- 更新日
- 2015/06/22
校長室より
朝会講話
今日は、夏至です。一年で最も日照時間が長い日。梅雨でなかなかお日様が出てくれませんが、昼が一番長くて、夜が一番短い日と言うことです。
夏至の反対は、冬至。冬至には風邪をひかないようにカボチャを食べる風習がありますが、夏至はどうかな。あんまり聞かないね。関西の方では、タコを食べる習慣があるそうです。
タコの足は、何本だ?
そう8本ですね。田んぼに植えた稲がタコの足のように根をしっかり張るようにっていう意味なんだって。
5年生が植えたバケツ稲もしっかり根をはってくれるといいね。
夏至は、お日様、太陽の一番元気な日です。
イソップ物語の中に「北風と太陽」というお話があります。
あるとき、北風と太陽が話をしておりました。どちらが強いか力比べをしようと言うことになりました。ちょうどそこに、旅人がやってきます。あの旅人の上着を脱がせることができるか、という勝負をすることになりました。
まず、北風です。北風は、力いっぱい吹いて上着を吹き飛ばそうとします。しかし寒さをいやがる旅人は、かえって上着を飛ばされまいと抑えてしまいます。
結局、北風は旅人の服を脱がせることができません。
次に、太陽の番です。太陽は、さんさんと照りつけます。すると旅人は、暑い暑いといって、自分から上着を脱いでしまいました。
この力比べは、太陽の勝ちとなったとさ。というお話。
太陽は、この地球がある太陽系の中心にある恒星。46億歳とも50億歳とも言われています。大昔も大昔から、この太陽系の中心で、周りの星々にエネルギーを与えてきたんだね。その星の一つに暮らすみんなも太陽から多くのエネルギーをもらっています。
今日が一番エネルギーがもらえる季節です。太陽からエネルギーをもらって、みんなもひがしの先生も元気にすごす一週間にしましょう。
夏至のお話でした。