七草
- 公開日
- 2016/01/07
- 更新日
- 2016/01/08
校長室より
1月7日。五節句の一つ『人日の節句』といいます。いわゆる「七草」
人日の節句の朝食で七種類の薬草が入った粥(七草粥)を食べるならわしがあります
「春の七草を摘み、これを神前に供えてから食べれば、その年は病気にかからない」という春の行事として,中国から日本へ伝わったと言われています
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春の七草とは
せり、なずな、ごぎょう、はこべら、ほとけのざ、すずな、すずしろ、これぞ七草
四辻の左大臣(源氏物語の注釈書『河海抄』より?)
芹(せり)薺(なずな、ペンペン草のこと)御形(母子草のこと)繁縷(はこべら)仏の座 正しくは田平子(たびらこ)、菘(すずな かぶのこと)蘿蔔(すずしろ 大根のこと)
君がため 春の野に出でて 若菜つむ 我が衣手に 雪は降りつつ
光孝天皇『古今集』
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先人の知恵に学ぶことは、現代を生きる私たちにとても大事な示唆をあたえてくれるものです