【3年生のみなさんへ】 国語科
- 公開日
- 2020/05/20
- 更新日
- 2020/05/20
中学年(3・4年)
「キツツキの商売」読んでいますか?
本やまんがを読むと 「ドカーン」「サラサラ」「ワンワン」「ドウドウ」のように音や声をまねしたものや「ツンツン」「デレデレ」「ニヤニヤ」 のように音がしないのに音としてあらわすことばがでてきます。
日本語にはこういった言葉の使い方がよくみられます。「キツツキの商売」もこのことばをうまくつかって、ようすやキツツキや客の気持ちがよくわかるようにしています。
このことばづかいを「オノマトペ」といいます。日本語は、「オノマトペ」がゆたかなことばとして世界では知られています。
もう少しくわしく説明しますね。
雨がシトシトふる。
→雨の音はシトシトではありませんがしずかにふっている感じが出ます。
本をワクワクしながらよむ。
→ワクワクなんて音は聞こえないし、ワクワクとも読む子は言ってないのにうれしい気持ちがわかってしまう。
「オノマトペ」を本やまんがからさがしてみるとおもしろいですよ。
たとえば、笑い方を表すオノマトペには
「ケラケラ」「ゲラゲラ」「クスクス」「ニヤニヤ」「ニコニコ」「ニタニタ」などがあります。もっとあるかもしれません。
先生もオノマトペを使って作文してみました。
「ゴロゴロしていないで、しゅくだいをやりなさい」「ダラダラ、ゲームしないで!」
「台所でウロウロしないで!」。こんなおかあさんの声を聞くと、ぼくはきまって「ビクビク」する。
——こんな毎日になっていませんか?先生はしんぱいです。
ふしぎな「オノマトペ」にあふれた「キツツキの商売」ぜひ読んで楽しんで下さい。