6/7(月) 放送朝会より
- 公開日
- 2021/06/07
- 更新日
- 2021/06/07
◇校長室より
休み時間などに廊下でみなさんとすれ違うとき、あいさつをされる機会が多くあります。「おはようございます」「こんにちは」と校内であいさつの声が飛び交うのはとてもよいことです。また、みなさんが登校するときなど、信号機のない横断歩道で止まってくれた車に向かって会釈をする姿をよく見ます。このように、学校の外で一般の方々に対してできれば、“本物の”礼儀やマナーが身についていると考えます。
これとは反対に、私自身が他の学校へ用事で出かけたとき、その学校の児童や生徒にあいさつをされることがあります。また、横断歩道で車を止めた際、渡る子どもに頭を下げられたこともたくさんあります。このようなとき、まったく知らない子どもたちではありますが、なぜかしら温かな気持ちが浮かんできます。知らない人でも気持ちが通じている「安心感」のようなものでしょうか。
私は常に、中学生のみなさんには大人にはない力があると考えています。今日のお話では、それは「大人の気持ちを温かくする力」です。これからも、校内はもちろん校外でも、礼儀正しくマナーよく過ごすみなさんに期待をしています。