1208 朝会(人権週間)
- 公開日
- 2025/12/10
- 更新日
- 2025/12/10
お知らせ(生徒会活動、委員会、部活動など)
12月4日~10日までは人権週間です。
12月8日(月)の朝会では、生徒会の総務委員2名から人権についてお話がありました。
「人権と聞くと難しくて固い印象があるかもしれませんが、すごく身近なものです。私たちは毎日学校で、家で、そして地域でたくさんの人と関わりながら生きています。その中で自分らしく生きる権利、それが『人権』です。しかし、日常の中でその人権が傷つけられてしまうことがあります。例えば、からかいのつもりで言った一言が相手に深く刺さってしまったり、SNSで悪口を書いたりして相手の心を追い詰めてしまうこと、これらはすべて人権を傷つける行為です。」
「私たちは相手の立場に立つことで、言葉や行動がもつ『重さ』に気づくことができます。自分は軽い気持ちでも、相手にとってはずっと残る傷になるかもしれません。なので、一回相手の立場に立ち、考えてから行動してみてください。人権を大切にすることは、相手の気持ちに寄り添い、思いやりの気持ちをもって行動することです。人権集会の機会を活かして、友達のいいところを伝えてみたり、自分のいいところを探してみたりして、少しでも興味をもってくれたらうれしいです。」
その後、校長講話で、「いじめ防止啓発リーフレット(児童・生徒用)」を元に、いじめは絶対許されるものではないこと、いじめて良い理由はどこにもないこと、周りで見て見ぬふりをしたり同調したりするのもいじめを認めていることになること、「いじめをしない、させない、見逃さない」ことが大切であることを伝えました。もう一つ、「人権感覚」について。「人権が守られている状態をよいことと感じ、逆に守られていない状態に気づき、だめ・いけないと言える感覚」のことであり、人権が侵害されている状況、例えば差別、悪口、誹謗中傷、仲間はずれ、いじめ、それに対して「ちがう、いけない、だめ」と気づく「人権感覚」をもち、実際に毅然と言える人になってほしい、と伝えました。
人権週間では、人権集会を始め、道徳の授業やいじめ防止標語の作成など様々な取組を行います。改めて「人権」について考え、正しいこと、よいことを実践していくきっかけとなってほしいです。