1/7 3学期始業式
- 公開日
- 2020/01/07
- 更新日
- 2020/01/07
校長より
<校長の話 「礼」について>
朝のあいさつをしましょう。おはようございます。令和最初の年越しはどうでしたか?インフルエンザにかかった人もいたと聞いていますが、今日、みんながこうやって元気に登校してくれたことをうれしく思います。
今日から3学期が始まります。3学期は短い学期ですが、一年のまとめをし、次の学年へジャンプする大切な学期です。とりわけ3年生にとっては進路選択と言う大きな課題があります。一歩一歩前を向き、力強く進んでもらいたいと願います。
さて、新年にあたりこの話をします。「礼」の話です。年末年始にはたくさんのスポーツをテレビでやっていました。高校や大学、社会人の全国レベルの大会です。サッカーにラグビー、バスケットに駅伝。スポーツを観るのが好きな私は片っ端から観ました。その中で、どのスポーツにも、私がぐっと心が引き込まれる場面があります。試合中のプレーではありません。試合が終わり、お互いに「礼」をする場面です。勝っても負けても、相手を敬い、相手がいたからこそ試合ができたことに感謝し、礼をします。私はこの最後の「礼」になぜか一番感動してしまいます。
以前勤務した学校に、マレーシアやタイといったアジアの学校の先生が来て、授業を見てもらうことがありました。見終わって意見交換をするとき、「最も印象に残ったのは?」と聞くと、授業の前と後に行う「礼」だと答えた先生が多くいました。海外ではあまり行われていません。この「礼」がとても新鮮でよかったと言ってくれました。私たちは当たり前のように、授業の前と後に「礼」をします。時には何も考えずに頭を下げることもあるでしょう。しかし、「よろしくお願いします」「ありがとうございました」という気持ちをこめて「礼」をすることは、先生に対しても生徒に対しても、相手をリスペクト(敬う)する気持ちをもつ大切な行いです。日本人の美しい心の表し方なのだと思います。
新年の言葉として、皆さんには授業はもちろんのこと、授業以外の生活でも相手を敬う気持ち、礼をする心を忘れずに日々を過ごしてもらいたいと願います。私も、今、ここで真剣に話を聞いてくれた皆さんに、心をこめて礼をして終わりたいと思います。(礼)