7.19 1学期終業式 校長の話
- 公開日
- 2024/07/26
- 更新日
- 2024/07/26
校長室より
今日で1学期が終わります。1学期の始業式にお話をした「と・こ・に・し」はできましたか。「と」は「ともだち」を大切にして、協力する。「こ」は「ことば」、「こころ」が温かくなるような言葉を使う。「に」は「にっこり」、自分も、周りの人も「にっこり」笑顔になれるような行動をする。「し」はいろいろなことを「しる」。「あたま・からだ・こころ」をしっかり使って勉強をするという意味でした。夏休みも「と・こ・に・し」を大切にしてください。
さて、明日から夏休みが始まります。休みは44日あります。とても長いです。その長い夏休みを「よい夏休み」にするにはどうしたらいいか、今から考えてもらいたいと思います。そのために、今日は、校長先生が小学生のときに、夏休みの宿題で書いたものを持ってきたので、それを紹介したいと思います。3つあります。
1つ目は、3年生のときの宿題です。
「7月23日 月曜日 今日ぼくは、おこられてしまいました。ぼくが 今日の 勉強を やってなかったからです。だから、こんどから、やらなければいけないことは、朝のうちに ぜんぶ やっておきたいとおもいます。」
夏休みは、自分で使える時間、自由な時間が、いつもよりたくさんあります。いつ勉強するのか。いつ遊んで、いつお手伝いをするのか。1日の生活、44日間の夏休みをどうするか、よく考えて、計画を立てて生活をしてほしいと思います。
2つ目は、1年生のときの絵日記です。
「きょう ぼくは、はやおきかい(早起き会)で かばいけの さかなの いちばに いって いろいろな さかなを みてきました。」
先程も言いましたが、時間がたくさんあります。学校のある日には、なかなかできないことを、夏休みにはやってみてほしいと思います。生き物を飼ったり、育てたり、不思議だなと思うことを調べたり、何か作ってみたり、ぜひ、いろいろなことに挑戦、チャレンジしてみてください。
3つ目は、これも3年生のときの宿題です。
「『足のけが』 一学きのおわりの日 帰る時 走ったら ころんで ひざにけがを してしまい 十日くらい なおらなかった。(でも)だんだん なおってきた。だけど、じてん車に のっていたら ひっくりかえって かさぶたがめくれてしまった それもなおって 今はふつうと おなじように なった。」
大きなけがでなくてよかったなと思います。
大きなけがや事故、病気がなく、元気でこそ勉強や運動もできるし、楽しい夏休みになります。これを見てください、皆さんが住んでいる常滑市の交通事故でけがをした人の数です。残念ながら、皆さんが住んでいる常滑西小学校区は、交通事故が一番多く、心配な地域です。交通事故にあわないよう、「安全な夏休み」にしてください。
最後にもう一つ。今年はパリでオリンピック・パラリンピックが行われます。オリンピックは、7月26日〜8月11日、パラリンピックは、8月23日〜9月8日に行われます。3年前は日本の東京で行われましたね。今年は外国(パリ)ですが、ぜひオリンピック・パラリンピックを見てください。日本の選手、世界中から集まった選手たちが全力で競技します。テレビなどで見られるので、家族で応援をしてほしいと思います。きっと、一生心に残る思い出ができると思います。
それでは、常西っ子の皆さん。けがや病気をしないで、そして交通事故にあわないようにして、9月に元気で学校に来てください。皆さんの「にっこり」元気な笑顔に会えることを楽しみにしています。
(保護者の皆様へ)
パリのオリンピック・パラリンピックが開幕します。リアルタイムでの視聴(応援)は時間的に難しいかもしれませんが、ぜひ話題にしていただけたらと思います。きっと今年の夏休みの「特別な」思い出になると思います。
(下の日記の誤字につきましては、お許しください)