1.7 3学期始業式 校長の話
- 公開日
- 2025/01/07
- 更新日
- 2025/01/07
校長室より
はじめに、新しい年(新年)のあいさつをしたいと思います。
新年「おめでとうございます。」
新しい年、そして3学期を迎えましたが、「常西っ子全員」で、「新しい年」、そして「3学期」を迎えることができてよかったと思います。
まず、2学期の終業式に、冬休みにみんなが使える時間は「224時間」あるというお話をしました。皆さんは224時間を、何に使いましたか? どんなことをしたか、先生や友達と、ぜひ話をしてください。
さて、今日から3学期が始まります。3学期はとても短く、学校に来る日が「51日(6年生は49日)」しかありません。今から、その短い3学期に皆さんに大切にしてほしいことを話します。
1つ目です。これを見てください。3年生から6年生の人は見たことがあるのではないかと思います。かなり季節はずれの話になりますが、カタツムリが乾いたところを進むとき、通ったところにはどんな跡がつくでしょうか? 答えは「2番」で、写真のように点線のようになります。不思議ですね。
なぜ、この写真を見せたかというと、2学期の終わりに「どの学年も」「どのクラスも」担任の先生が、1学期も2学期も、常西っ子の皆さんがとてもよくがんばったと言っていたり、書いていたりしたからです。「一日一日」「一つ一つ」「一歩一歩」がんばって、本当にいろいろなことができるようになって、成長したと教えてくれました。校長先生はとてもうれしく感じて、皆さんがこつこつがんばる様子から、このカタツムリの写真を思い出しました。
先程も言いましたが、3学期は50日くらいしかありません。でも1日1つのことができるようになれば50個のことができるようになります。1時間の授業で一つのことがきるようになれば250個〜300個、たくさんのことができるようになります。今年は巳年。巳年は、がんばったことができるようになる年、新しいことにチャレンジするとよい年ともいわれます。ぜひ、1学期・2学期と同じように「一日一日」「一つ一つ」「一歩一歩」がんばって勉強して、新しいことにもチャレンジして、1つ上の学年になってほしいと思います。
2つ目です。2つ目は、これです。
「俺は助けてもらわねェと、生きていけねェ自信がある!!!」
少し乱暴な言い方のような気もしますが、決して人が嫌な気持ちになる言葉ではないと思います。知っている人もいると思いますが、アニメの主人公が言った言葉です。
主人公は、悪いことをしている人に立ち向かっていきますが、1人だけではどうにもできないときがあります。そんな時、主人公は仲間に「助けてもらい」、また助けてもらうだけではなく、一生懸命仲間を「助ける」こともします。助け合う仲間がいるのは、とても「心強い」ことです。しかも「助けてもらわないと、生きていけない自信がある」と言い切れるのは素晴らしいなと思います。仲間を「信じている」ということですし、自分には「できないこともある」ということを知っているということです。人と「協力することの大切さ」を分かっているということです。
短い3学期ですが、いろいろな勉強や行事、そして毎日の生活を、クラス、学年、そして他の学年の皆さんとしていきます。皆さんの周りには、たくさんの「仲間」がいます。ぜひ、みんなで「力を合わせて」がんばってほしいと思います。
3学期も「と・こ・に・し」。「と・もだち」と力を合わせて、「こ・とば」を大切にして、みんなが「に・っこり」できるようにしてください。1つ目の「し・る」の勉強もしっかりしてくださいね。
6年生は卒業式、1年生から5年生は3学期の修了式の日に、皆さんがさらに「大きく成長」していることを楽しみにしています。