学校日記

3.24 修了式 校長の話

公開日
2025/03/30
更新日
2025/03/30

校長室より

 はじめに、朝のあいさつをしたいと思います。「おはようございます」

 今日は修了式。令和6年度の「最後の授業の日」です。校長先生からも最後のお話をしたいと思います。

 まず、1年生から4年生の人にお知らせです。この前の19日に6年生の「卒業式」を行いました。卒業式には、5年生の人が参加しましたが、素晴らしい「活躍」ぶりで、とても「立派な姿」でした。卒業式のための掃除や準備も、本当に心を込めて行っていました。

 5年生の人たちの姿を見ると、4月と比べて、「ひと回り大きく」成長し、本当に「高学年らしく」なったなと感じます。1年生から3年生の立派な「お手本」だなと思いました。6年生からの「襷」も、しっかり受け取ってくれたと感じています。

 1年生から4年生も一緒だなと感じています。「6年生を送る会」での出し物や先日の「見送り式」も、みんなとても「心がこもって」いて、素晴らしかったです。


 さて先程、代表の人に「修了証」を渡しました。これは「皆さん一人一人が、学習や生活でよく努力して、一年間の勉強を終えました」という「しるし」です。きっと「と・こ・に・し」も、がんばったと思います。皆さん一人一人がこの一年間にがんばったことを、担任の先生が「通知表」に書いてくださっていますから、楽しみにしていてください。


 さてここで、皆さんの周りに皆さんと同じように、一年間がんばってきた「生き物」を紹介したいと思います。それは「桜の木」です。これは、北の校舎の東に植えられている「桜の木」の写真です。「桜の木」は、実は一年間とてもがんばっています。

 学年が始まった「4月の始業式」、桜の木は、このように花を咲かせていました。その花が散ると、後に葉が出てきて、夏休みの頃、桜の木は「緑の葉でいっぱい」でした。そして、秋になり、9・10・11月とだんだん寒くなっていくにつれて、葉が「黄色や赤色」になっていきます、冬休みの頃には、その葉も全部散ってしまいます。その頃は、皆さんの冬休みと一緒で、桜の木もちょっとお休みをしている時期だそうです。

 しかし2月になると、桜の木は、花を咲かせる準備を始めます。「蕾(つぼみ)」の元となる「花の芽」が少しずつふくらみ、蕾らしくなっていきます。実は、蕾の元の芽は、なんと夏休み前の6月頃にできているそうです。今の桜の木は、こんな様子です。そして、蕾の部分を大きくしてみると、こんな感じです。今、桜の木は「花を咲かせる」のを、私たちは桜の「花が咲く」のを楽しみに待っています。

 さて、桜の花は、いつ咲くのでしょうか? 皆さんは「桜が咲く400℃の法則」というのを知っていますか? それは2月1日からの「毎日の平均の気温」を、順番に足し算していって、だいたい400℃になる頃に花が咲くというものです。

 そこで、調べてみました、今年令和7年の2月1日の一日の平均気温は約8度、2日も8度、3日は9度で、というように一昨日までの気温をすべて足してみました。すると、だいたい366℃になっていました。400℃まであと34℃。今日と明日の平均気温が12~13℃位なので、28日くらいに咲くのではないかと思います(今は写真を撮ると、AIでも……)。一年間かけて一生懸命頑張ってきて3月に花が咲く。まるで皆さんが一年間一生懸命勉強や運動をしてきて、「いろいろなことができる」ようになって、3月に「にっこり」の花が咲くのと同じですね。


 最後に、授業は今日で終わりますが、明日からの春休みも、次の学年で「にっこり」の花を咲かせることができるように、家でも勉強や運動、お手伝いなどして、「次の学年の準備」をしっかりしてほしいと思います。

 それでは、けがや病気をしないで、また交通事故にあわないで、よい春休みにしてください。そして、4月には、「1つ大きい学年」になって、元気な笑顔で学校に来てください。