2学期終業式の話
- 公開日
- 2019/12/26
- 更新日
- 2019/12/26
校長室より
おはようございます。気持ちのいいあいさつですね。
今日で2学期が終わります。そして、令和元年もあと少しになりました。令和元年、2学期を振り返り、新しい令和2年を迎えるにあたって2つお話ししたいと思います。
まず、1つ目です。2学期の始業式に、失敗してもいいので、積極的にやってみる、「トライ」するということ、それから「命・自分・友達」を大切にして、力を合わせて取り組んでほしいという話をしました。皆さん、できたでしょうか?
まず「命」については、少しけがが多いのは気になりましたが、命にかかわるような大きな事故やけがもなく、今日の終業式を迎えることができて、よかったと思います。
「トライ」すること、「自分・友達」を大切にして、力を合わせるということについてはどうでしょう? 校長先生は「運動会」が印象に残っています。今年は赤組が優勝しましたが、赤組も白組も全力で競技をし、失敗してもあきらめずがんばっていました。部活動もがんばっていましたね。運動会も部活動も、ラグビーのワールドカップに負けないくらいがんばりました。そして、どちらも心を込めて、友達を応援していました。「学習発表会」も印象に残っています。自分もがんばり、そして友達を助け、力を合わせて取り組む姿がたくさん見られ、素晴らしい発表や演技をすることができました。2つの大きな行事だけでなく、社会見学や毎日の学校での勉強でも同じようにがんばる姿がたくさん見られました。みんな2学期に、ひと回り大きくなったと感じます。
2つ目のお話です。もうすぐ新しい年、令和2年になります。1年が終わって、新しい年になる「年末年始」にはいろいろな行事や昔から行われていること(習慣)があります。そこで、年末年始に関係するものの形を集めてみました。
1番から6番までありますが、何の形でしょう。皆さんに、聞いてみたいと思います。
1番は、クリスマスのクリスマスツリーです。
2番は、鏡餅です。年神様がやってきて寄りつくところ(居場所)で、私たちがその餅を食べることで年神様から力をもらうと言われています。
3番は、12月31日の大晦日に食べる「お蕎麦」のどんぶりです。お蕎麦は細くて長いので、細く長く健康に暮らせると言われています。
4番は、お寺の鐘、除夜の鐘です。除夜の鐘は108回鳴らされます。人間には人の心を迷わせたり、悩ませたりする元になるものが108あって、大晦日に108回鐘を鳴らして、それを一つ一つ取り払うと言われています。
5番は、太陽、初日の出です。6番は、はがき、年賀状です。
5番、6番は、ほかにもあります。何の形かというと、お餅の形です。お正月には、お雑煮を食べるお家が多いと思いますが、皆さんのお家のお餅の形はどちらでしょう。
丸餅○の人?、角餅□の人? 隣の人となぜ違うのでしょう? あとでお家の人に聞いたり、自分で調べたりするとおもしろいと思います。
年の終わりと初めに関するものはまだまだあります。先ほど話したものも、違う説もあるかもしれませんが、それぞれ大事な意味がありますので、ぜひ知ってほしいと思います。そして何より、この一年無事に過ごせたことに感謝気持ちをもってほしいと思います。
それでは、けがや病気をしないで、また交通事故にあわないで、冬休みも「いのち」「自分」「友達」大切にして、そして「トライ」して、よい冬休みにしてください。1月に皆さんの元気な笑顔にまた会えることを、校長先生は楽しみにしています。